倉俣史朗が手掛けた梅の木の家具

今年の1月に惜しまれながらも閉店した「江戸前寿司　赤坂 梅の木」

1978年に倉俣史朗がデザインし、40年以上に渡り人々に親しまれてきました。

近年では現存する倉俣史朗インテリアデザインの希少なお店だったため、見に行かれるファンの方も多く、おいしいお寿司と共に楽しまれていたようです。


前回のHAL2チェアとは別の方からお声が掛かり、嬉しい事にこの度「梅の木」で実際使われていたカウンターチェア、ダイニングチェア、テーブルをお譲りいただきました。

長きに渡り愛されてきたお店の家具となりますので、経年の擦れやひとつひとつの傷などもその歴史として大事なものと捉え、掃除以外の手入れはせず次の方にお渡ししたいと考えております。

この家具達は倉俣史朗がデザインしたという記録はありませんが、調べてみても同じデザインの汎用品は見つけられず、倉俣が作らせた物かセレクトした物かは不明のまま。

しかしながらどちらにしましても希少な家具であることに間違いはありません。


倉俣史朗がインテリアデザインを手掛けた梅の木の家具3点を先行オークションにて販売させていただきます。

お店にいつ頃から置かれていた物かは不明ですが、大きな陶製の壺も一緒にお譲りいただきましたので、そちらも同時に販売致します。