季節を楽しむファブリック
寒くて長い北欧の冬。日照時間が短いことでも知られており、
温かいコーヒーを飲みながらホッと一息つく時間。
どれも些細なことかもしれませんが、
テーブルクロス・カーテン・クッションカバー・
今回ご紹介する多種多様なファブリックたちは、
マリメッコをはじめ、
太陽が眩しく活動的な日中と、
CONTENTS
marimekko / マリメッコ
1951年にフィンランドで誕生したアパレルテキスタイルメーカー、marimekko(マリメッコ)。 衣類、バック、アクセサリー、ホームデコレーションなど、ライフスタイル全体をコーディネートするコレクションを発信し、その中でも大胆で色鮮やかなテキスタイルは世界中で愛されています。
マリメッコは、約20枚のビンテージファブリックが入荷しました。注目の一枚Pentti Rinta(ペンッティ・リンタ)デザインのMutkaは、長さ約8mもある為カーテンやテーブルクロス、洋服づくりまで、様々な楽しみ方が出来そうです。
Maija Isola / マイヤ・イソラ
*右下のMutkaは、 ペンッティ・リンタデザイン。同社の伝説的デザイナー、Maija Isola(マイヤ・イソラ)。1949年にプリントデザイナーとしてキャリアをスタートさせ、そこから38年間500以上ものパターンをデザインしました。ケシの花をモチーフにしたunikkoで一躍有名になり、マリメッコのアイコンとして世界中で愛されています。
旅することを原動力とした彼女は、その経験からも多くのデザインが生み出されたそうです。
Fujiwo Ishimoto / 石本藤雄
日本を代表するテキスタイルデザイナー、石本藤雄。1974年から2006年までマリメッコの為に約400点ものパターンを制作し、その後はアラビアに移り陶芸アーティストとしても活躍しました。
様々な表現に共通するのは、生まれ育った愛媛、そしてフィンランドの自然が紡ぐ、春夏秋冬の風景です。
Printex / プリンテックス
マリメッコの前身ブランドであった、PRINTEX(プリンテックス)。1949年、マリメッコの創業者がオイルクロス工場を買収し、生地にプリントをする小さな会社プリンテックスを立ち上げました。PRINTEX表記は、1949年から1960年までと推測されます。
Marikangas Maritextil / マリカンガス マリテキスタイル
1949年にプリンテックスを立ち上げ、1951年にプリンテックスからマリメッコになるまでの非常に短い期間のみ使用されていたブランド名、Marikangas Maritextil(マリカンガス マリテキスタイル )。
プリンテックスのAuringonkukkaとマリカンガス マリテキスタイルのBatseba、どちらもマイヤ・イソラによる貴重な初期のデザインです。
Tampella / タンペラ
*Timo Sarpaneva(ティモ・サルパネヴァ)デザインのAmbiente。
1856年にフィンランドで誕生した老舗テキスタイルメーカー、Tampella(タンペラ)。1980年代に閉鎖されましたが、カラフルでレトロなテキスタイルはビンテージ生地として人気を集めています。
タンペラは、約10枚のビンテージファブリックが入荷しました。注目すべきは、Timo Sarpaneva(ティモ・サルパネヴァ)デザインのAmbiente。一般的なプリント方法とは異なり、生地を送るローラーの一つにノズルから染料や水などを垂らして製造された、アートピースのような一枚です。
Vuokko / ヴォッコ
1964年に設立されたVuokko Eskolin-Nurmesniemi(ヴォッコ・エスコリン-ヌルメスニエミ)の名を冠したブランドVuokko(ヴォッコ)。アンティ・ヌルメスニエミの妻であり、マリメッコでの活躍が有名ですが、その他にもアラビアやヌータヤルヴィで作品を手掛けています。
ヴォッコは、約10枚のビンテージファブリックが入荷しました。ストライプを得意とするヴォッコらしいタイムレスなデザインで、テーブルクロスやカーテンなどとして幅広いテイストのお部屋に馴染んでくれそうです。
Others / その他
その他には、フィンレイソンの前身ブランドとして1930年代に立ち上がったPMK(ピーエムケー)や、140年以上もの歴史を持つスウェーデンのファブリックメーカーBoras(ボラス)などの希少なファブリックも入荷しました。
最後に
ソファやテーブルといったメインどころの家具に比べたら、
お部屋に一枚のファブリックを飾る、
テーブルクロス・カーテン・クッションカバー・ファブリックパネ
*祖師谷大蔵店と経堂店にて販売しておりますので、商品の在庫状況や詳細につきましては担当店舗に直接お電話下さいませ。