Vitra
Eames Wire Chair DKR5

1950年スイスで創業した家具メーカー「Vitra | ヴィトラ」。建築家やデザイナーと協力してデザイン性と機能性を融合させた家具を多く生み出しています。今回はそんなヴィトラから”Charles & Ray Eames | チャールズ＆レイ・イームズ”によってデザインされた「Eames Wire Chair DKR5 | ワイヤーチェア」のご紹介です。

アートのような一脚

ミッドセンチュリーを代表するデザイナー、チャールズ&レイ・イームズ。 彼らの作品は、家具、映画、写真、展示デザインなど幅広い分野に及びます。

シンプルながらも遊び心のあるデザインは世界中で愛されています。

通称DKR（Dining Height K-Wire Steel R-Wire Base）と呼ばれるこちらのチェアはワイヤーのみで構成されています。

縦10本、横25本のロッドを交差させる事により生まれる美しい曲線が目を惹きます。

メッシュ状の背もたれは空間に圧迫感を与えず、お部屋を軽やかな印象にしてくれます。光が当たる事で生まれる陰影も非常に美しいですね（画像はインスタグラムより。3脚の名脚が揃ったタイミングでご紹介させて頂きました）。

ワイヤーチェアはデザイン性だけでなく機能性も持ち合わせています。背もたれがシェルチェアより一回り大きく身体をサポートしてくれるため、見た目からは想像できない座り心地を実現します。付属しているシートパッドもふっくらとした弾力があり、長時間でも快適に座ることが出来ます。

もともと卵型のシートは見た目に心地よい座り心地を想像させてくれますが、シートパッドの造形にも立体感があり、見た目を損なわずに快適にしてくれる。そんな純正パーツならではの良さがありますね。

斬新で近代的なデザインはまるでアートのよう。製品化から半世紀以上たった現在でも色褪せることの無い輝きを放つ一脚。この機会に是非ご検討ください。