Herman Miller
SAYL CHAIR
今回ご紹介するのはミッドセンチュリーを代表するアメリカの高級家具メーカー「 Herman Miller | ハーマンミラー」のセイルチェアです。
デスクチェアからは想像できない独特な網目状の背もたれが異彩を放ちます。
枠にとらわれないチェア


1923年にアメリカのミシガン州にて誕生したハーマンミラー。元々は寝室家具を製造していましたが世界恐慌による経営難を立て直すため、当時は担い手の少なかったモダンデザインのオフィス家具製造へ、事業内容を大きく切り替えました。
同社は1945年にジョージ・ネルソンをディレクターとして迎え入れて以降、チャールズ&レイ・イームズやイサム・ノグチなど様々なデザイナーを発見し、後に残る歴史的なコラボレーションを行いました。その積極的なコラボレーションにより、数々の名作家具を生み出し世界的な家具メーカーとして知られているのはご存知の通りです。



「SAYL CHAIR | セイルチェア」と名付けられたこちらのチェアを手掛けたのは、スイス出身のデザイナー”イヴ・べアール”。彼が居住するサンフランシスコにある名勝、ゴールデンゲートブリッジから着想を得てデザインされました。
素材にはゴムのような弾性を持つエラストマーを使用し、部位ごとに異なる張力で配置する事で最適なテンションを実現。そしてセイルチェアの一番の特徴は、フレームのない背もたれと吊り橋の工学原理を応用したYタワーサスペンション。これにより従来のデスクチェアとは異なる、新たな次元の掛け心地を提供するデスクチェアが誕生しました。

人間工学に基づきデザインされたこちらの一脚。ぱっと見には気が付きませんが、エラストマーのデザインの中には仙骨をサポートするポスチャーフィットが付いています。


仙骨をサポートする形状で背骨が自然なSの字を保ち、身体が疲れることなく健康的な姿勢を保てるようにします。さらに網目状なので通気性も抜群です。
座る人のストレスを極限まで減らしたセイルチェアは、デスクワーク中心の仕事が多い方の快適なワークプレイスを演出してくれます。



リクライニングとその強度調節、前傾チルト、アームの高さや前後への調節と最適化への機能もしっかりと備え、まさに盤石。
”最小限の素材で最高のものを生み出す”事を目標に作られたセイルチェア。機能性やデザイン性だけでなく環境にも配慮して作られています。PVU(ポリ塩化ビニル)を一切使用しておらず、製品寿命を終えた後には最大90%のリサイクルが可能です。

美しいデザイン、最先端の人間工学、洗練された設計工学、環境への配慮など、現代のトップランナーといえるファニチャーブランド、ハーマンミラーの実力を表した一脚。唯一無二のデスクチェアをお探しの方は是非ご検討くださいませ。











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