Herman Miller
Vintage Side Shell Chair 3rd

誰しもが見たことのあるハーマンミラー社のシェルチェア。

カラーバリエーションや張地、ベースに様々な種類があり、好みの組み合わせを探すのも楽しみ方の一つかもしれません。

今回は私の大好きな組み合わせのものが入荷致しましたので、紹介させていただきます。

大好きな組み合わせ

一番の推しポイントは、アプホルスターです。

imptionで働き出してから初めて耳にしたくらい、聴き馴染みのない言葉ですし、言われてもパッとしないかもしれません。

簡単に説明すると「布張り」。シェルに張地を縫い留める仕上がりのことです。

パーチメントカラーのシェルに、ボルドーカラーのPVCレザーというミッドセンチュリーデザインをふんだんに感じられるレトロポップなカラーリング。

その縁を一周する、ホワイトカラーのモールパーツが可愛らしいのです。

実際に座って触れてみると、シェル、レザー、モールと立体感を感じる触り心地になっており、あるものと無いものとでは大きく異なります。

お次は、エッフェルベースです。

エッフェル塔の様にフレームが構成された末広がりのベースが特徴です。直線状に光を反射して輝く様から、都会的な印象を受けます。

こちらはリプロダクトのエッフェルベースですが、デザイナーのイームズ夫妻らしいモダンなディティールとなっております。

ファイバーグラスで補強されたプラスチックという当時の新素材によって、三次曲面を作る事ができ、背座一体型のシルエットにたどり着きました。

その素材は開発以来進化し続け、ビンテージ品の中でも年代分けされています。

こちらは3rd後期と呼ばれる90年代の仕様です。グラスファイバーの使用量が減り、マットで落ち着いた表情が特徴的です。

imptionでは現在、紹介したアイテム以外にも様々な種類のシェルチェアをご覧になれます。

その中でも、ベーシックと先進性を両立したこちらの仕様。名作中の名作、一脚持っておきたいアイテムです。