カールハンセン&サン Carl Hansen & son Yチェア CH24 ビーチ材 ソープフィニッシュ 日本仕様 座面張替済み ハンス・J・ウェグナー 北欧 デンマーク ~1円玉を用意して、想像してみてください~

UPDATE: STAFF:よしお
カールハンセン&サン Carl Hansen & son Yチェア CH24 ビーチ材 ソープフィニッシュ 日本仕様 座面張替済み ハンス・J・ウェグナー 北欧 デンマーク ~1円玉を用意して、想像してみてください~

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Carl Hansen & son CH24 Y chair

北欧デザインの父ハンス・J・ウェグナーの最高傑作「CH24(通称:Yチェア)」。実はサイズが2種類ある事をご存知でしょうか。 床から座面までの高さが45cmのオリジナルサイズと呼ばれるもの。そして今回ご紹介の日本仕様は43cmと大凡2cmの違いがあります。Yチェアが大量入荷したこともあり、各店ブログの内容が被りそうな予感がしているので、自由が丘店では趣向を変えて、「結局、Yチェアってどっちのサイズがいいの?」というお話をしようと思います。最後までお付き合い頂けますと嬉しいです♪ 「せっかく名作の買うならやっぱりオリジナルサイズじゃないと!?」なんて思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実は1949年、最初にデンマークでデザインされた座面高は日本仕様と同じく43cmでした。デザイナーのウェグナー自身が同国で比較的小柄であった事と、世界全体の人の身長平均も今より低かった事が理由の様です。(ちなみにチェアの座面は42.5cmと書いてあったり、42cmだったりまちまちなのは、曲面である座面に対しどこから測るかにより変わるから。統一した決まりがないので、そこは触れないで!) その後、人類はスクスク大きくなっていき、それに適応する様に45cmサイズが誕生。・・・そんな言い方をすると、生物の進化の様な地球規模の話になってしまいそうです。「世界的に身長が伸びた?」なぜなのでしょう?そこのところ、いつか生物の進化に詳しいお客様がご来店の際には聞いてみたいと思います。

たかが2cm、されど2cm。

>>この商品の詳細を確認する 世界の人の平均身長はさておき、デンマーク人と比べると日本人の体格が小柄なのは明らか。私もデンマークに旅行に行った時にこの目で確かめました。(インプションスタッフが行くデンマーク旅行記2018は" コチラ "をクリック!)2016年2月まで、日本国内では43cmのYチェアが主流でした。しかし3月よりサイズの世界共通化に伴い2cm高いEU規格サイズに仕様変更されました。 身長175cmの私はEUサイズでもそこまで気になりませんが、やはり当時は女性やご年配の方を中心に「足がつかない。」「座りにくい。」という声は多かったようです。 「たかが2cm、されど2cm。」45cmサイズと43cmサイズの違いがイメージしづらい方はお財布より1円玉を・・・。キャッシュレスの時代になりましたが、まだまだ小銭が無いと不便。1円玉の直径がジャスト2cmです。今平均的な国産の椅子をお使いの方は、座面の上に縦向きに敷き詰めた1円玉を乗せた所を想像してみて下さい。高さの感覚、どうですか? >>この商品の詳細を確認する 私はテーブルと椅子を探されているお客様には、必ず天板高と座面高のバランスのお話をします。お客様ご自身の身長は勿論、ご家族の身長をリサーチする事もあります。そしてお客様が日本人か外国人かでもオススメする家具は異なります。「絶対このサイズが正しい!」と万人に適したサイズという事はありませんが洋服よりもずっと長く使う家具「家の道具」だからこそ使いづらくては意味がありません。ある程度の金額のものはちゃんと納得してお買い物はしたいです。 「鶏が先か、卵が先か。」ではないですが、今の世界規格は45cmであっても、ファーストモデルは日本仕様と同じ。ならば日本人のあなたは日本仕様を選ばない理由はありませんよね? >>この商品の詳細を確認する 今回各店一斉にウェグナー作品をブログにUPしたのは、こんな機会滅多にないからという事もありますが" 安心の日本人サイズ "だから! 実は入荷したのは少し前ですが、気持ちよく使い始められる様に一度フレームの汚れを全て削り取り、ペーパーコード座面の張替を専門業者様に依頼。各店に搬入しオンラインショップの準備を待ってから、この度お披露目となりました!! 出来るだけ新品に近づけて・・・。極寒の本店店前で1脚1脚やすりでサンディング。「そもそもリサイクルショップなんだから、ここまでする必要ある?」という声も聞こえてきそうですが、中古品ながらとっても綺麗!手間暇が掛けて丁寧に仕上げた物って、なんでわかるんでしょうね?(・・・まあ、私ではなく修理スタッフが頑張った結果ですが。) 勿論中古品なので削り切れないフレームの打痕等数カ所残りますが、削り切らないのは作者が拘った美しいシルエットを残す為。だからやり過ぎは禁物です。 よ~く目を凝らしてみると、名前に由来となった背もたれの「Y」の形。座面から背もたれのフレーム、また座面から脚先に伸びるフレーム。レッグ同士を繋げる貫の形。どれも腰かけたあなたを中心に美しい曲線を描きながら少しずつ細くなっている事に気が付きます。木の幹、枝、根の関係の様に中心から細く伸び、自然と共存してきた北欧デンマーク人の感覚は、私達日本人にも通じ合えるところがありますよね? >>この商品の詳細を確認する 自由が丘店では昨日ご紹介しました「GETAMA社 GE240」含め、ウェグナーの名作「Yチェア」を2脚ご用意しております。他店のものも含め全て同様のメンテナンスを行ない、状態もほぼ同等ですが、今こちらの自由が丘店ブログを最後までお読み頂いて「いいね!」と思って頂いたあなたには、是非こちらの2脚をご検討頂けますと幸いです。いつも通りの早い者勝ちです!ご注文はお早めに♪

Carl Hansen & son CH24 Y chair A

Carl Hansen & son CH24 Y chair B

カールハンセン&サン Carl Hansen & son Yチェア CH24 ビーチ材 ソープフィニッシュ 日本仕様 座面張替済み ハンス・J・ウェグナー 北欧 デンマーク ~1円玉を用意して、想像してみてください~

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