Monthly Catalog - August
2020年、夏。ようやく来ましたね。 今月の月刊インプションには、涼を感じるアイテムと心を熱くするホットなアイテムが集まりました。 インプションの夏は、まだまだこれから!ぜひ中身を読んで“ 熱く ”なってほしいので、前置きはさらりと短めに。 冷たいお飲み物を片手に、涼しい場所でじっくりとご覧下さいませ。 ※既に販売済の商品も含まれます。予めご承知おき下さいませ。 [toc]
夏、ガラスで涼感
夏の到来!涼し気なアイテムを欲していませんか?まずは、目にも涼しいガラスアイテムたちを。やっぱり夏が似合います。
iittala|イッタラ
ガラスといえば、iittala(イッタラ)。アアルトもオイバもティモ・サルパネヴァも、それぞれに美しいガラスたち。夏の太陽が当たってキラキラと輝くその様もぜひ楽しんで頂きたいと思います。
Nuutajarvi|ヌータヤルヴィ
1793年に設立されたフィンランドで最も歴史の古いガラス工場、Nuutajarvi(ヌータヤルヴィ)。iittala(イッタラ)もArabia(アラビア)も“ はじまり ”はここでした。北欧ガラスの原点、ここにあり!の美しいアイテムを迎え入れてみませんか?
Baccarat|バカラ
美しいガラスは、北欧だけではありません。クリスタルのように透明度の高いクリスタルガラスなら、フランスのラグジュアリークリスタルブランド、Baccarat(バカラ)はいかがでしょうか?1764年より受け継がれる技術をご堪能ください。
SWAROVSKI|スワロフスキー
同じくクリスタルガラスの定番!こちらは、オーストリアにて1895年に創業したSWAROVSKI(スワロフスキー)です。アクセサリーではなく、インテリア雑貨で味わうクリスタルガラス。身に着けずに飾るだけ、の贅沢さを感じられそうです。
Animals|アニマル
バカラにもスワロフスキーにもあるように、ガラスの世界には動物モチーフが溢れているみたいです。ガラスだからこその繊細な描写や愛らしい佇まい。そして、心が洗われるくらいの透明感。引き込まれます。
在宅ワーク応援します!
これからのスタンダードになるかもしれない働き方=在宅ワーク。環境ってやっぱり大切だと思うのです。(お探しの方は、こちらのコラム~
快適なテレワーク環境をつくるコツ~もチェックしてみて下さいませ。)快適が一番!
Herman Miller|ハーマンミラー
①アルミナムグループチェア
②
エンボディチェア まずはデスクワークをはかどらせるためのチェアを。デザインで選ぶ?機能で選ぶ?Herman Miller(ハーマンミラー)なら、どちらも叶えてくれそうです。※テレワークで使えるチェアをお探しの方は、ぜひ
コチラもご覧下さい。
USM Haller|ハラー
①
ハラーテーブル アドバンスデスク ②
ロールボーイ デスクワゴン アントラサイト オフィス家具の定番、USM Haller(ユーエスエムハラー)で揃えれば自宅もたちまちオフィス空間に早変わり。形から入ってみたって、いいじゃない!です。※テレワークで使えるテーブルをお探しの方は、ぜひ
コチラもご覧下さい。
癒やしのインテリア
緊張感のある毎日。自宅が仕事場になったら、ますますON/OFFの切り替えが難しくなりそうです。だからこそ“ 癒し ”の時間が大切。その願いを叶えるアイテムたちを集めてみました。
Lounge Chair|ラウンジチェア
①
エコーネス ストレスレス ②
ウエストノーファ シエスタ 身体を癒す家具といえば、これしかありません!ゆったりリラックスするためのラウンジチェア(リクライニングチェア)。さらにオットマンがついているのなら、向かうところ敵なし!です。
Lighting|照明
①
ヤマギワ ヤコブソンランプ ②
卵のランプと
本のランプ(←勝手に命名)
暖かくて柔らかい光の中にいるだけで、リラックスできるのはなぜだろう?…なんて、それほどまでに照明の力って絶大です。そしてせっかく癒されるのなら、デザインにもこだわりたいところです。
Art|アート
見るだけで癒しをくれるアートを飾るのも良いアイデアかもしれません。お部屋にひとつあるだけで、インテリアを格段に素敵に魅せてくれるまさに一石二鳥のアイテム!お気に入りのデザインなら、テンションも上がっちゃいます。
Audio|オーディオ
目だけじゃ物足りない!さらなる癒しを求めるなら、お次はやっぱり“ 耳 ”でしょう。好きな音楽を聞いて、ゆったり過ごす休日。もちろんお仕事中だって、集中力を高めてくれるはず。夜更けのラジオなんていうのも案外よさそうです。
おいしく食べる、現代作家の器
「癒しの時間=おいしい食事の時間」の方には、こちらを。いつものお料理を盛り付けるだけで、グレードアップ(の気分)!現代作家さんの作品たちには、こだわりや温もりが感じられるので、一段とおいしく感じられる気がしませんか?
今月のピックアップブランド
お待たせしました!月刊インプション恒例(?)の“ 今月のいちおしブランド ”のコーナーです。今月はインプションでも“ 常連 ”の2ブランドをピックアップしてみました。
ACME Furniture|アクメファニチャー
愛されブランド、ACME Furniture(アクメファニチャー)。「人気がある」なんてひと言で表してしまうことも多いのですが、今回も瞬く間にSOLD OUTになったアイテムたち。アクメ旋風は留まることを知りません!
ERCOL|アーコール
どちらも実際に一目見て、「可愛い」と声に出さずにはいられなかった家具たち。ERCOL(アーコール)の家具はもちろんいつでも可愛いんです!が、特に今回は小ぶりなサイズ感とビンテージの風合いが琴線に触れる…そんな家具でした。
家具に見えない家具!
これを家具と呼んでいいのか、これは家具と呼べるのか…と思ってしまうユニークな構造を持った逸品たち。少しばかり風変わりなアイテムの登場!です。
Vitra|ヴィトラ
壁までついた家具なんて、前代未聞!部屋の中に部屋を作るなんて、前代未聞!その名も「Alcove Cabin(アルコーヴキャビン)」です。日本語に訳すと、凹み所の小屋…うん。見たまんま、そのままです。でも自分だけの居場所みたいで安心します。
Antique|アンティーク
異様に背もたれの長い椅子、なぜかアームが伸びるラウンジチェア、くるくる巻けるパーテーション。ユニークにも程があるってもんです。でももしかしたら一生その存在に気付かないままだったかも?と思うと、少し得した気分。気になった方は、詳細を要チェック!
スペシャル・ワン
さて、お次はインプションでもなかなか入荷のないスペシャルなアイテムたち。今月もスペシャルがあるって幸せです。満を持して、いざ!ご覧下さいませ。
FINN JUHL|フィン・ユール
①
ワンコレクション ポエットソファ ゆるやかな曲線とポップなカラーリングによる愛くるしい見た目。作ったのが“ 家具の巨匠 ”だなんて、一見信じられない気もします。でもしっかりその証(刻印)を身に着けていました。アームが両手を広げて、ソファに腰かけてくれるのを待っているみたいです。 ②
ワンコレクション ペリカンチェア 2人掛けと同じカラーリングのデザイン違い。ペリカンが羽を広げている姿を連想させる逸品なのですが、ちょっとペリカンが思い出せなくて調べてみました。ちょうど翼を広げようとする瞬間、全開に広がる直前のそれと瓜二つ。まさにペリカンの様相です。
Verner Panton|ヴェルナー・パントン
張地のせいか、プラスチック素材とは異なる魅力を放つFritz Hansen(フリッツハンセン)社の「SYSTEM 1-2-3」。とはいえ、これぞパントン!なユニークなフォルムは健在です。丸っこい脚がワンポイント。
Le Corbusier|ル・コルビュジェ
今さらですが、このデザイナーの名前を知っていますか?「Charles-Édouard Jeanneret-Gris(シャルル=エドゥアール・ジャヌレ=グリ)」。実はこれがル・コルビュジェの本名です(コルビュジェはペンネーム!)。浸透していなかったら“ LC ”ではなく“ CEJG ”だったのかも?しれませんね。
夏を楽しむ、デンマークの家具
短い夏をめいっぱい楽しむ北欧の人々に思いを馳せながら、北欧のインテリアで夏を彩ってみませんか?夏の北欧家具も意外にしっくりくる気がします。
Kai Kristiansen|カイ・クリスチャンセン
Kai Kristiansen(カイ・クリスチャンセン)と宮崎椅子製作所。切っても切れない縁で結ばれたデザイナーと家具メーカーです。北欧デンマークと日本を繋ぐ家具。彼の作品にはそんな魅力も感じられるのです。
Niels O. Moller|ニルス・ミュラー
チーク材ではなくローズウッドフレームの逸品。チークにはない杢目のうねりが、北欧の優しく温かみあるイメージを覆すほどに力強い印象を高めています。木材にもぜひ注目して家具を選びたいと感じさせてくれました。
ARNE JACOBSEN|アルネ・ヤコブセン
今回入荷したヤコブセンのアイテムは、家具ではありません。ミニマルなモダニズムを感じさせてくれる時計、「Wall Clock Bankers|バンカーズクロック」。家具だけでなく、インテリア雑貨でお部屋の印象を変えるという選択肢もあります。
カラフルカラフル
ひとつでも素敵だけど、数が揃うともっと素敵!同じ色が揃っているのも素敵だけど、カラフルに揃うともっと素敵!並んだ姿を見ると、そう思わずにはいられません。
Grillo telephone|グリッロフォン
「Grillo|グリッロ」とはイタリア語でコオロギ。着信音からついた名前だそうです。擬音にすると“ コロコロコロコロ… ”。実際に聞いてみたくなりませんか?(着信音は掲載しておりませんので、あしからず)
eames|イームズ
前回のベンチも然り、カラフルに集まるとなんて魅力が増すのでしょう!集合写真を見ていると、家の椅子を全部シェルチェアにしてみようかな?なんて無性に収集欲を掻き立てられます。
即売必至の人気者たち
やってきたと思ったら、何も言わずにさっさといなくなる風来坊みたいな家具たちが、インプションにもときどきやって来るのです。これから紹介するアイテムは、そんな人気者なんです。
TECTA|テクタ
バウハウスのデザイン思想を継承するドイツ・TECTA(テクタ)社のベストセラー「K22 」サイドテーブル。入荷しては去り、また入荷しては去り…インプションを経由した渡り鳥のようにいつも飛び立っていくのです。
MONDO|モンド
サピエンスブックタワーでもお馴染みのSINTESI(シンテシ)社が手掛ける「MONDO|モンド」。見るたびに、アーモンドの棚とこっそり思っています(縦に2つアーモンドが並んでいるように見えませんか?)。でも名前のモンドは“ アーモンドのモンド ”ではないみたいです、残念。
あとがき
夏の楽しみといえば、お祭り、花火大会、海水浴に旅行やお盆の帰省。とはいえ、なかなかいつものように満喫できないかもしれません。 ただでさえあっという間に過ぎ去るのに、長雨のせいでさらに短く感じる今年の夏。 インプションでは、インテリアを通して少しでも“ 楽しい夏 ”を過ごすためのアイテムを提供できたらいいなぁなんて、微力ながら思っています。 そして実は、涼しくてアツイちょっとお祭りみたいな企画もひっそりと計画中。もうすぐ幕が開く予定なので、ぜひ楽しみにしていてください! それでは、また来月。暑い夏を乗り切った9月にお会いしましょう。