北欧ビンテージ家具の魅力 ~チーク材やローズウッド材、オーク材の温かみを感じながら

UPDATE: STAFF:アベカワ
北欧ビンテージ家具の魅力 ~チーク材やローズウッド材、オーク材の温かみを感じながら

北欧ビンテージ家具の魅力 ~チーク材やローズウッド材、オーク材の温かみを感じながら

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継続して使われることの大切さ

ここ20年以上もの長きに渡り人気のある北欧家具。 なぜなのかを少し考えてみました。 日本においての北欧家具の歴史はおそらく70年代頃に高級デパートにて販売された辺りが、人々が北欧家具を知る最初のきっかけであったと思われます。 しかしその頃の北欧家具といえば、数十万・数百万単位の高級な代物。 いまでこそ安くはありませんが、当時の日本では今の何倍も高価な物に映ったはずです。 そこではごく一部の裕福な方達にしか訴求できなかったでしょうし、流行るというところまではいかなかったのではないでしょうか。 しかし時は過ぎ、90年代半ばを過ぎたころからインテリア雑誌などで特集が組まれたり、北欧家具や器の専門店などが表れ始めます。 そこからは機能的でシンプル、クラフト感のあるデザイン性などが私達の感性に響き、多くの日本人が好きな新たなスタイルとしてすっかり定着しました。 北欧諸国の人々が考える暮らし方にインスパイアされた方も多いと思います。 また、近年人気の高い北欧ビンテージ家具は60~70年代に造られたものが多く、それを輸入されるショップが増えたことと、当時日本に入ってきた物もこのビンテージとなっているタイミングなので、元々国内で持っておられた方が事情により手放された家具も市場に出てくることになり、多種多様なアイテムを知ることが出来たのも要因のひとつでしょう。 チークやローズウッド、オークを使用した丁寧な造りの家具達は、日本の家屋にも馴染みやすい色合いとシンプルさ。 そんな北欧ビンテージ家具がなぜかインプションに揃っております。 希少な物から定番な物まで、その一部を本コラムにて紹介いたします。 [toc]

ソファ・ラウンジチェア

France & Son Bwana Chair by Finn Juhl GETAMA GE290 2P Sofa by Hans J. Wegner Soren Willadsen Modus 2P Sofa by Kristian Solmer Vedel

コーヒーテーブル

Andreas Tuck AT8 Coffee Table by Hans J. Wegner Royal Copenhagen Haslev TENERA Coffee Table by Severin Hansen Jr. & Nils Thorsson Danish Vintage Teak wood EX Coffee Table

ダイニングチェア

Schou Andersen No.42 Dining Chair by Kai Kristiansen 左上 Laukaan puu Toholampi Dining Chair by Ilmari Tapiovaara 右上 FARSTRUP Model 219 Dining Chair 左下 EDSBY VERKEN Fanett Stool by Ilmari Tapiovaara 右下 Chr. Christiansen 310 Dining Chair by Erik Buch

ダイニングテーブル

Andreas Tuck AT303 Dining Table by Hans J. Wegner GUDME Teak wood EX Table Danish Vintage Rose wood EX Table

デスク・ビューロー

Danish Vintage Teak wood Executive Desk Danish Vintage Teak wood Writing Bureau

チェスト

Soborg Mobler 134 Drawer Chest by Borge Mogensen RY Mobler System Board by Hans J. Wegner

サイドボード

Sejling Skabe Teak wood Side Board by E.W Bach

シェルフ・キャビネット

OMANN JUN Nr.5 Rose wood Book Shelf Danish Vintage Teak wood Cabinet Karl Andersson & soner Oresund Oak wood Cabinet by Borge Mogensen

最後に

ビンテージ家具の多くは手仕事による工程を経て誕生するため、現代のように量産することが出来ないものがほとんど。 確かに組み方や削りの丁寧さ、木の選定に至るまで当時だからこそ出来た手法により、多くの時間を費やして作られていると感じられます。 50年程が経過した北欧家具というのは使用状況によって傷みの出ている物もありますが、基礎工法がしっかりしているため、そのほとんどが修繕により当時とそれほど遜色のない使用可能な状態にまで蘇ります。 それでも消しきれない傷や経年感などは残りますが、それを補って余りあるクラフトの魅力がそこに見られます。 北欧家具といっても高価な物から、比較的取り入れやすい価格の物まで様々。 是非、古き良きモノづくりによって生まれた北欧ビンテージ家具に触れてみてください。 お部屋に与えてくれる柔らかな雰囲気や使い手に馴染む質感、 そして今では使用することが難しくなった希少な木材を大事に継続して使っていくことの大切さ、という部分も楽しみのひとつとして与えてくれるはずです。 *各店舗に振り分けて販売しておりますので、商品の在庫状況や詳細につきましては担当店舗に直接お電話下さいませ。 *画像以外にも色々在庫がございます。下記をクリックしていただければ現在入荷分の一覧をご覧いただけます。
北欧ビンテージ家具の魅力 ~チーク材やローズウッド材、オーク材の温かみを感じながら