念願のカイ・フランク回顧展

神奈川県立近代美術館 葉山で開催されている「日本・フィンランド国交樹立100年記念 没後30年 カイ・フランク」展に行ってきました！ビンテージガラスの中でも一際人気の カイ・フランクのアイテム。インプションで春に開催した小さなフィンランドヴィンテージガラスウェア展でも数多くの方が彼のガラスウェアを手に取って下さっていました。そんな彼の滅多に見られないコレクションが日本へ・・・！これは行くしかない！ [toc]

コレクションだけじゃない充実した展覧会

写真は残念ながら全面禁止。しっかり目に焼き付けないと！と気合を入れて展示室へ。最初の展示室にはカイ・フランクゆかりの地のムービーが映され、出生地～暮らした街～終焉の地まで、彼の生きた道のりを見ることが出来ました。ガラスウェアは年代順に並べられていたり、フォルムで分かれていたり・・・様々な見方ができるので、行ったり来たりを繰り返し繰り返し。熊野亘氏が手がけた最後の展示室には主にアートピースがずらり！木の展示什器（カリモク製にびっくり）にガラスのアートピースの景色という組み合わせがとっても素敵でした。西日が差し込む時間に行くとより美しい景色が見られたのかも、とちょっと後悔。最後の最後にはカイ・フランクが撮影した日本の写真が並べられていて、日本に来てくれてたんだなぁと親しみを感じつつ、展覧会を見終わりました。 併設されているレストランでは、カイ･フランクがデザインしたTEEMAシリーズの食器で食事ができるとの情報が。以前、ここで食事をした時はTEEMAの食器では無かった気がするので、もしかしたら期間限定なのかも・・・？ぜひチェックしてみてください！ 展覧会に訪れた人は大抵購入していったであろう図録を私も購入・・・。この図録は表紙カラーが4色あって、迷いつつブルーに。ちょくちょく覗こうと思います。（赤っぽい青に見えますが、実際は綺麗な真っ青です）

インプションにもあるよ！あったよ！なアイテムも

インプションにもこのアイテム「ある！」、「あったなぁ」、「アレってコレだったんだ！」っていうモノを少しばかりご紹介させてください。展覧会を見終わった後に、いいなぁと指をくわえそうな（実際私が欲しい）アイテムがたくさんです。 展覧会でもビジュアルに使用されているオードブルディッシュの希少なラウンド型≪KF 2≫。カイ・フランク本人から直接入手した多くのプロダクトを所蔵しているタウノ＆リーサ・タルナ氏。同氏がコレクションしている中にこのアイテムがありました。インプションでも初入荷のレアアイテムです。 ≪#2744≫はいまガラス棚に飽和状態なので、コレ！といったお気に入りの1客に出会う可能性、大です。厚みも違って、同じカラーでも一つ一つ若干色が違うので、じっくり見てくださいませ。ショットグラスもカラー揃えておりますよ。 完成に時間がかかったという≪Ruuturitari≫。展覧会にはクリアカラーがありましたが、インプションには色が変わるアメジストカラーも入荷していました。格子に反射された日がキラキラで素敵～なシリーズ。タンブラー、ピッチャーは既に旅立っていきましたが、ボウルはまだ在庫アリみたいです。 シリーズが謎に包まれていたコチラは≪#5605≫の持ち手ありバージョンと展覧会で知ることが出来ました・・・。2年で廃盤となってしまったらしいシリーズで、インプションでも早々にSOLD。 展覧会ですっごく気になったのは#2744シリーズの中に一つだけあった底が厚いグラス。コレ・・・インプションにもあった気がする・・・ということで早速見てみました。底が厚い#2744を展覧会で初めて見たのですが、インプションにあるコチラも#2744なのでは。残念ながら詳細は不明なので、祖師ヶ谷大蔵店にて格安で販売中です・・・。 当社には彼のガラスウェアだけでなく、ホーローもあったり。もちろんTEEMAもあります。（人気のイエローも！）展覧会を訪れた後に、何か彼のアイテム欲しいなと思ったら是非インプションをご覧くださいませ。イイモノと出会えるかもしれません。 後半はインプションのアイテム紹介になってしまいましたが、とにかくカイ・フランク回顧展、素敵な展覧会でした。彼の足跡を辿るだけでなく、ハジメマシテの作品も多く見れて、充実した時間となりました。回顧展は12月25日まで開催です。 ・・・もっと知識をつけたいな。 「日本・フィンランド国交樹立100年記念 没後30年 カイ・フランク」の詳細は 神奈川県立近代美術館 公式サイト： 　» http://www.moma.pref.kanagawa.jp/ にてご確認下さいませ。 ↓ ONLINE STORE カイ・フランクのアイテム、揃ってます！ 帰り道に鎌倉にある「キャラウェイ」でカレーを食べて帰りました。レトロな店内の雰囲気も良く、この値段でこの量！？となるほどのボリュームのカレー。とっても美味しかったです。ご馳走様でした！