宮崎椅子製作所-Miyazaki Chair Factory
PEPE Side Chair, Solid Walnut Backrest, Gray Fabric Seat
家具の世界では、ときどき不思議な椅子に出会います。
複雑な構造を持ちながら、それを感じさせないもの。
高い技術によって生み出されているのに、どこまでも自然に見えるもの。
宮崎椅子製作所のPEPEチェアも、そんな一脚です。
前脚から背もたれへと続く流れるような曲線。
一見すると軽やかな線で描かれた椅子ですが、その美しいフォルムの裏には、高度な木工技術が隠されています。
曲線の奥に隠された仕事

PEPEチェアの大きな特徴のひとつが、「フィンガージョイント」と呼ばれる接合技法です。
異なる方向の木材を組み合わせることで強度を確保しながら、通常では難しい複雑な曲線を実現しています。

特にアームから背へと繋がる滑らかなラインは、この技法と職人の技術があってこそ生まれたもの。
けれど、そんな技術的な背景を知らなくても、この椅子には不思議と惹かれてしまいます。

実際に触れてみると、その印象はさらに深まります。
丁寧に削り出されたアームは驚くほど滑らかで、肘を置いた瞬間にすっと手のひらへ馴染む感覚。
思わず何度も撫でてしまいたくなるほどで、見た目の美しさだけでなく、触れた時の心地良さにも妥協のないものづくりが感じられます。
そしてもうひとつ印象的なのが、その軽やかさです。

椅子を引く、向きを変える、掃除のために移動する。
そんな日常の何気ない動作がとても軽やかで、気付けば自然と手が伸びてしまう。
毎日使う家具だからこそ、この扱いやすさは思っている以上に大切な要素です。


今回入荷した個体は、深みのあるウォールナット材にグレー系のファブリックを合わせた落ち着きのある仕様。
木の温もりとファブリックの柔らかな表情が調和し、北欧スタイルからモダンな空間まで幅広く馴染んでくれそうです。

高度な技術によって生み出されていること。
それでいて、その技術をことさらに主張しないこと。
PEPEチェアを見ていると、本当に優れたものほど難しさを感じさせず、ただ自然にそこに在るのだと思わされます。
宮崎椅子製作所を代表する名作チェア。
その軽やかな佇まいを、ぜひ店頭でお確かめください。下記リンクからOnline Shopでも。











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