Louis Poulsen
PH5 plus
こんにちは。
春はまだでしょうか。私は早くポカポカの朝日が差し込むお部屋でウトウトすることを心待ちに、日々冷えた寝床を布団乾燥機で温めております。今回は、そんな春の日差しとは少し違いますが、黄昏時のような暖かみと爽やかさを感じる光を持つ照明のご紹介です。
常時、黄昏
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自然の光のリズムを反映した製品作りを続けるデンマークの照明メーカー、ルイスポールセン。その中でもとりわけ有名で人気であるのが、本日ご紹介する“PH5”シリーズです。
こちらは「近代照明の父」とも呼ばれるポール・ヘニングセン氏によるデザイン。彼がデザインした照明の殆どは、美しい光の中で最大の障害となる光源(グレア)を直接見えないよう、計算され尽くしたグレアフリー構造となっています。
確かに不快な眩しさがないので、シェードの青みがかった紫と反射した柔らかな光のコントラストをずっと心地よく眺めていられます。
カラーは現在では廃番となった希少なパープル。ライトをオフにしている時も、深いマットな青紫のシェードがお部屋のアクセントとして輝きます。
こちらは、5つのシェードの層が、電球に触れずともいろいろな方向に明かりを当てることができるように計算されています。また、人の目が心地よく感じる光の色を作り出すため、強く感じやすい黄色と緑の光を弱め、感度が低い赤と青を補うために、シェードの内側は赤に彩色されています。そのため、家族で囲む食卓のお料理はもちろん、一人で食べるコンビニのご飯もより一層美味しそうに見せてくれること間違い無しです。
私のイチオシは、トップシェードの丸くカットされたところから覗く、光のグラデーションとお部屋の壁や天井とがコントラストになっている部分。シェードがこれほど重なっていて、一切の重みを感じない浮遊感はこの抜けがあるからではないでしょうか。
シェードを束ねるネジにも拘りがあり、モダンな雰囲気を演出しています。
食卓用のペンダントとして考案されたPH5は器具の大きさから、4人または6人がけのダイニングテーブル用として人気がありますが、もちろんキッチンや寝室などにもオススメです。お部屋の印象も変えたいし、より快適に過ごしたいという方はこの照明一つでその希望を叶えることが可能です。是非この機会にいかがでしょうか。