FREDERICIA
2218 3-seat bench
本日ご紹介するのは、1955年デンマークに創業した名門家具ブランド”フレデリシア FREDERICIA”の2218 3シーターベンチです。
デザインを手掛けたボーエ・モーエンセンは、アルネ・ヤコブセン、ハンス・J・ウェグナーと並ぶデンマークモダンを語る上で欠かせない家具デザイナーの1人。
モーエンセンの代表作であるJ39シェーカーチェアや、ウェグナーとの共作のスポークバックソファなどは当社でも過去にお取り扱いがありますが、2218ソファは初めての入荷となります。
是非最後までお付き合い下さいませ!
モーエンセンの心遣い
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1960年代に初めて作られた2218 3シーターベンチ。
半世紀も前にデザインされたとは思えないほど現代の生活にもよく馴染むのは、モーエンセンが10年以上にわたり一般家庭のライフスタイル研究に取り組んでいたからです。
モーエンセンは庶民のための、長く実使用に耐えられる手頃でありながら品質の高い家具作りに尽力していました。
こちらのソファ、横から見ると分かりやすいのですが、なんと言っても薄くてシンプル。
座面・背面共にロングタイプの1枚クッションがシームレスな表情を生み、はんぺんのようなフォルムがなんだか可愛らしい印象です。
フレームによって出来た三角形と直線の構成が空間にリズミカルなアクセントを与えていますね。モーエンセンの家具の特徴の一つである「クラフト感」も感じられる素朴な造りです。
背面はスポークバックです。壁付けもしやすい仕様ですが、中央に置いても部屋の景観を崩さないのが良いところ。
また、フレームに使われているオーク材の表情もお楽しみ頂けます。オーク材特有の虎斑模様も確認できますね。
アームが無いのも潔い。モーエンセンが自身のデザインに取り入れていたシェーカースタイルも感じさせる、安心感と堅実さを両立した見れば見るほど不思議なソファです。
クッションはウレタン製、座面下はベルト構造になっているので、自然に沈み込むような安定感のある座り心地。
総革張りソファのように包み込むタイプも良いですが、さっぱりとしたシンプルなソファはリラックスタイムを彩りながらも背筋を正してくるような勤勉さも生活にプラスしてくれますよ。
本日ご紹介したのは、デンマーク家具界の巨匠、ボーエ・モーエンセンが手掛けた2218 3シーターベンチでした!
北欧家具はもちろん、素朴な力強さを感じるジャパンビンテージ家具との相性も良いと思います。
モーエンセンの使う人への想いが込められた機能的で丈夫な2218 3シーターベンチ。是非この機会にご検討下さいませ!