PETER IVY
Pendant Light
ガラス工芸の先がけとして国内外でも広く評価を得ているガラスアーティスト“ピーターアイビー Peter Ivy”。
富山県に自宅兼工房「流動研究所」を構え、普段使いの器からアートまで幅広い作品を制作しています。
同氏が作り出す作品には華やかな装飾はないけれど、シンプルなフォルムで暮らしに馴染み、凛とした美しさがあります。
惹きつけるライト
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このペンダントライトを見た時、正直ガラスとは思いませんでした。
艶のある質感で、太陽光に照らされキラキラと輝きを放つ「ペンダントライトPendant Light S」。シェードはガラス製です。
どこか妖艶で不思議な魅力を放つ手吹きによって作られたシェード。吹いたガラスを鉄板の型に被せ六角形を成形しています。
通常吹きガラスは、割れないように冷ましてからガラスの縁をカットするのが一般的だそう。
しかし同氏の作品は、底と口の両端とも冷ます前にカットして、その切り口を折り曲げて作られています。
それにより二重にした縁の部分は滑らかな触り心地。同氏のこだわりと職人ならではの高い技術力を垣間見ることができます。
また材質には独自に調合した色ガラスを使用し、吹きガラス特有の空気を含んだ気泡も所々見られ、他にはない特別な雰囲気を纏います。
点灯してないときでも、独特の温もりと素朴さによって色んな表情を表し、まるで1つのオブジェのようです。
さらにこのペンダント最大の魅力は、点灯時に電球のフィラメントがガラスを通して見える事。
普通のライトだと、点灯すると電球の形などが見えなくなってしまいます。
そこでシェードの内側にハーフミラー(光を透過する鏡)を施し、電球そのものも楽しめる工夫を凝らしました。
その効果もあり暗がりで点灯した際の表情は格別。
灯りが反射することで光の幻想的な揺らぎをお楽しみいただけます。
六角形のフォルムも相まって、夜空に浮かび上がる星がお部屋を照らし出してくれているかのようです。
日常に心地よく溶け込むピーターアイビーの作品は1つ1つ手作り。
このペンダントライトはリミテッドエディションとして販売され、現在は製造されていないアイテム。
1日を通して様々な表情を楽しめる、生活に豊かさをプラスする1灯です。