Berkey&Gay Furniture Co.
Dressing Table with Mirror
1850年代に創業し、1920年代には全米へ家具を収める中堅企業となったBerkey&Gay Furniture Co.。その後は不運な事に大恐慌や第二次大戦などがあり、1948年に閉鎖されてしまった悲しい歴史も魅力の一つとなった家具メーカー。しかしながら、工場はなんとアメリカの国家歴史登録財に登録される偉業を成し遂げた企業でもあります。
こちらは、程よいサイズとシンプルで美しい装飾を持つドレッシングテーブルWithミラー。歴史から鑑みると19世紀初頭のプロダクトと思われますが、繊細なデザインのドレッサーです。
まさにアメリカの黄金期を感じさせるエレガントな一品です。
アメリカが空前の大繁栄を遂げた時代の家具
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イギリスの伝統的な家具デザインを踏襲しつつ、アメリカの良さを作り出しデザインされたドレッシングテーブルWithミラー。まさに黄金期のアメリカらしい手の込んだ派手な装飾になると思いきや、至極シンプルでエレガントなデザイン。
そして、しっかりとした家具製造技術をうかがわせる曲線や脚部の装飾。現代の日本でもここまで繊細な品は中々見ない仕上がり。
特にミラーの曲線は丁寧な加工が施され、長い年月がたった今でもその美しいカーブを乱すことなく保っています。
ドレッサーには両サイドにドロワーが備わり、右手にはガラス板が付属し内部にホコリなどの混入が無いように配慮されています。ガラスを押し込むと中の収納が取り出せる仕組みになっています。
アンティーク家具となりますので、経年の表面にはやや小傷があり、ドロワー前面には小さな突板の剥がれやエッジに打痕などがございます。しかし肝心な家具としての要所はしっかりと保たれており、実使用には問題のないお品物となります。
アンティーク家具ですと、通常はミラー内部に腐食やミラーを張り替えた形跡が見られますが、このドレッサーは縁にのみ僅かな内部腐食が散見されるのみで大変良いコンディションです。
人や空間を美しく演出するアメリカのいち時代を築いた黄金期のアンティーク家具、是非ご注目くださいませ。