TRUCK FURNITURE
SUTTO TABLE
黄瀬徳彦氏と唐津裕美氏により1997年に創業した“トラックファニチャー TRUCK FURNITURE”。
大阪に工房を構え、完全受注生産で家具製造行う国内の人気メーカーです。
高水準の技術力を保持するため、拠点を拡げることなく限られた職人の人数で製造を行っているんだとか。
職人気質のストイックな集団ですね。渋かっこいい。
そんな“トラックファニチャー TRUCK FURNITURE”の家具はやっぱりかっこいい!
スッとした男前アイテム!
>>この商品の詳細を確認する
今まで何度か同社の製品をご紹介してきましたが、今回ご紹介するアイテムが一番好きかもしれないです。
それがこちら!「SUTTO TABLE /スットテーブル」です!
この男前なデザイン。かっこよすぎる、、、。
何でも“トラックファニチャー TRUCK FURNITURE”は、
「自分たちで使いたい家具」を自分たちの感性のままにカタチにしているそうです。
自分たちの感性だけでここまで渋くてかっこいい家具を作れるなんて、、、。
この「SUTTO TABLE /スットテーブル」、古いアイロン台をみて思いついたデザインなんだとか。
確かに、USビンテージのアイロン台の様に天板が薄くて足元がスッキリとしたデザイン。
それでいて、華奢過ぎずどっしりとした佇まい。絶妙なバランス。
ナラ無垢材の自然な節や傷をそのまま活かした荒々しい杢目もいい味出してますよね。
この無骨な雰囲気。嫌いな人はいないはずです。
何でもこのテーブル、天板の厚みや脚のサイズがスッキリして見える事から、スットと名付けられたんだとか。
めちゃくちゃ安直~!!(笑)
どうやらトラックでは、いつもこんな名前の付け方なんだそうですよ。
でもなんか、不思議と納得できちゃうんですよね。
それもそのはず、スッと見せるために様々な工夫を重ねたディテールが入れているんです。
ちょっと屈んで見てみましょうか。
天板の側面には、反り防止の為の金物が張り付けられています。
更に裏側を見てみると、縦に横にとコノ字型をした金物が付いてますね。
これによって大判の天板でも沿ったり割れたりしないように補強している訳ですね。
テーブルの天板は反りを防止するために分厚くしたり、幕板を付けたりして補強するのが一般的。
しかし、それではスッと見えないですよね。
こちらのテーブルは足元を広く魅せるために、わざわざ金物を取り付ける部分を丁寧に彫り込んでいます。
のぞき込まないと見えない部分にまで拘る。トラックファニチャーの強い信念みたいなものを感じますね。
天板を支えるのは、それぞれㇵの字方向に広がったラダー状の脚。
下から覗いた時にちょっと思ったんですが、この脚なんだか畳めそうな予感。
っと思ったのですが、どうやら畳めないようです。(笑)
そもそも古いアイロン台を見てこのテーブルの着想が浮かんだようですし、きっと機能としてではなくデザインの要素として表現したんでしょう。
USビンテージのアイロン台のようなデザインの脚は、クラシックな魅力に溢れていますね。
いやぁ~。ほんとかっこいい。。。
さて、スットテーブルはいかがだったでしょうか?
自然な風合いと重厚な雰囲気が見事に調和したトラックファニチャーらしい一台ですよね。
ガシガシと使い込んでいくうちにさらに風合いが増すんでしょうね。
トラックファニチャーの家具は完全受注生産。
オーダーされてから、納期まで3ヶ月~半年近く掛かる事もあるんだとか。
だから人気で手放す方が少なく、中古市場でも取り扱いの少ないアイテムなんですよ。
きっとすぐ売れてしまうんでしょうね。
お探しだった方、この機会に是非!