Dal Vera
Les Arcs Chair
フランスのスキーリゾートにあるレザルク駅に使用されていた名作チェア『レザルクチェア Les Arcs Chair』。
このスキーリゾートの南側を締めるカシェットレジデンスは、シャルロット・ペリアン氏が監修し、地形に沿った美しいデザインで一躍有名リゾート地に。
その際に駅で使われていたこの椅子をセレクトしたのが同シャルロット・ペリアン氏と言われています。
さまよえるビンテージ家具
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どっしりとしたスチールパイプフレームにレザーをリベットで留めたチェアは、デザイン・仕様共にスマートで一気に名作チェアとして広く人気となりました。
それにしても1960年代とは言え、駅で使われる椅子に、このレザー。通常では考えられない贅沢で上品な仕様。
レザルクチェアは、イタリアで製造されていたそうです。しかしこれだけの名作でありながらその後一般販売される事はありませんでした。
ビンテージチェアとしては大変希少な個体数であり、年々希少価値が上がっていますが、人知れず廃棄されているものもあるのかもしれませんね。
やや太さのあるスチールパイプを曲げて作られたフレームは、バウハウスデザインを彷彿させる美しいフォルム。
厚手のレザーをリベットで留めてあり、レザーが吊り下がる構造は、着座時にハンモックのような浮遊感を感じさせるシート。
ビンテージ品となりフレームには錆やペイントロスがあり、レザーには経年使用のヨレなどがあります。また一部リベットは補修してあります。
今回は縁があって当店に数脚入荷しております。スタッキングも可能なクレバーなデザインも現役です。
スキーリゾート地という気温や駅というハードな環境の中、様々なシチュエーションを乗り越えて日本の東京に来たさまよえるビンテージチェア。古い家具の魅力が詰まった名作チェアを是非ご検討くださいませ。