カリモク60 karimoku Dチェア アームチェア スタンダードブラック PVCレザー ウォールナットカラー ミッドセンチュリーデザイン ~ 時代を繋ぐモノ ~

UPDATE: STAFF:トリス
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karimoku 60 D Chair

人と共に暮らす動物たち。昔は狼の仲間であった犬は、人と暮らし続ける事で狩猟に適した体型や、よりコミュニケーションを図りやすい可愛らしさを獲得しました。 スズメやカラスといった鳥たちも、人が暮らす街がなければこれほど栄える事もなかったんだろうな、なんて考えてみたりします。 今朝あった出来事ですが、最寄り駅に向かおうと歩いているとぷくっと太ったシジュウカラが目の前に降り立ちました。 おしりをこちらに向けて歩いていくので、こちらが歩みを進めると尾を振りながら小走りで逃げてゆきます。ですが、飛び立ちはしません。 アスファルトの模様がそのまま歩幅くらいの小さな野鳥がこれほど人に慣れているというのは、長く人が傍にいる環境で暮らし続けたからなんだなと、ふと考えた一幕でした。 家具のデザインにおいては黄金期とも呼ばれる1940~1970年頃までを指す「ミッドセンチュリー」。 その魅力の理由の一つは、使う人がより心地よく暮らせるように凝らし続けた創意工夫が、新しい技術と結びついた瞬間であったから。 世界にも名品が多く生まれましたが、今回は日本生まれの名品を蘇らせた素敵なアイテム。 宜しければ最後までお付き合い頂けますと幸いです。

自分の毎日の先に、何があるのか

>>この商品の詳細を確認する カリモクは家具メーカーとしては最大手。今でも愛知県は知多半島に本社工場を構え「メイド イン ジャパン」を続ける貴重な企業でもあります。 幅広いラインナップを誇りながら、いずれもアイテムも馴染みの良いプレーンなデザイン。ご愛用の方も多いのでは無いでしょうか。 そんなカリモクの歴史は古くは1940年までさかのぼる事が出来ます。材木屋の家に生まれた創業者が愛知県刈谷市に木工所を設立。 東海地方という事もあり、トヨタ系列が用いる木箱やピアノ用の鍵盤や弦をたたくハンマー、アメリカで流行したアームチェアのアーム部の製造などを請け負い、少しずつ確実に技術を高めてゆきました。 自分たちのブランドを持ちたいと、オリジナルの家具製造を始めたのは1962年。今回のチェアと同じく人気の高いKチェアの原型はこの時に生まれたとの事です。 そして今回のDチェアは1967年。50年以上前にデザインされたとはにわかに信じにくいですよね。 リビングとダイニングを兼用して使えるように、全体的に高さは抑えめ。全高は69センチ、座面高は39.5センチです。 シートは奥に向けて傾きがあり、その背中を受け止める背もたれもバランスをとるように傾けられています。 コンパクトなサイズ感でありながら、腰かけてみるとラウンジチェアと遜色ない寛ぎ。流石の完成度です。 パーツの構成としても、背もたれ、座面、左右フレーム、幕板2枚を木ダボとネジで組み立てるというシンプルで、物流面でも素晴らしいプロダクト。 ラバートリー(ゴムの木)材のフレームは温かみがり、丈夫で軽いため女性でも取り回しがしやすい良材ですが、ゴムの樹液がとれなくなった木材を活用するエシカルな側面も。 座面はお手入れのしやすいPVCレザー(合皮)製。レザーの雰囲気は欲しいけど、傷が気になるという方にはうってつけの選択肢。よりイージーケアでお使い頂けます。 またシートは交換用のパーツとしても販売しているので、大切に使ってゆきたいという人にも寄り添った嬉しいサポート体制もカリモクならでは。 優れたプロダクトを作ろうとした歴史があり、それを可能にする技術もある。時の流れに埋もれかけた瞬間はありましたが、カタチとして残ったアイテムは「ロクマルビジョン」というプロジェクトによって生まれ変わる事になりました。 側面に付けられたアクリルのプレートは、一生懸命頑張った、ヒトの暮らしがつながった証。報われるに足る名品です。 入荷と共に売約済みとなる人気のアイテムですので、お探しの方はどうぞこの機会にご検討下さいませ。

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