KARIMOKU NEW STANDARD
CASTOR LOW CHAIR
長く続けている趣味や習慣、仕事の進め方や普段の服装など、いつの間にか決まったルールや流れに沿うことが当たり前になり、新鮮さや面白さを感じられなくなってしまうことはないでしょうか。
変えてみようと思っても、これまで積み重ねてきたものが崩れてしまうのではないかと、なかなか一歩を踏み出せないこともあるかもしれません。
しかし、現状を維持するだけでは生まれない、新たな発見や可能性があるのも事実です。
本日ご紹介するのは、そんな変化を恐れず、従来の木製家具のイメージにとらわれないものづくりに挑戦するメーカーが生み出したラウンジチェアです。
変わらない技術と、変わり続ける発想


木製家具メーカーとして長い歴史を持つ「カリモク(Karimoku)」から、2009年に誕生した「カリモクニュースタンダード(Karimoku New Standard)」。
1940年に木工所として創業したカリモクは、織機部品やミシンテーブルなどの製造を経て、家具メーカーとしての歩みを重ねてきました。
また、1960年代の優れたデザインを現代に継承するプロジェクト「60VISION」にも参加。「カリモク60」としてKチェアをはじめとする家具を展開し、時代を超えて愛されるデザインを現代に蘇らせています。

カリモクニュースタンダードでは、素材にも新たな視点からアプローチしています。
クリやカエデ、ナラなど、これまで十分に活用されてこなかった国産広葉樹を積極的に家具へ取り入れ、木材資源の有効活用や国内の森林・林業と向き合うものづくりを追求しています。
長年培ってきた木工技術と、国内外のデザイナーによる先進的なアイデアを融合させることで、従来の木製家具にとらわれない、新たなスタンダードを提案しています。


今回ご紹介するのは、同ブランドの「キャストール(CASTOR)」シリーズより、「キャストール ローチェア(CASTOR LOW CHAIR)」。
デザインを手掛けたのは、スイス・ローザンヌを拠点とするデザインチーム「ビッグゲーム(BIG-GAME)」。
無印良品やイタリアのアレッシィなど、さまざまなブランドとの協業でも知られています。
キャストール ローチェアの魅力は、低めの座面と幅の広い背もたれがつくり出す、ゆったりとしたシルエット。
一般的なダイニングチェアとはひと味違う、ラウンジチェアらしいリラックスした佇まいが印象的です。


スイスの伝統的なカフェチェアをベースにデザインされた「キャストール チェア(CASTOR CHAIR)」の系譜に連なる一脚。
シリーズに共通する、ビーバーにかじられたような独特な形状のアームが特徴的。遊び心のある造形ながら、主張しすぎない絶妙なバランスに仕上げられています。
背もたれや座面の角を丸め、脚もシンプルな丸脚とすることで、木の風合いを生かした柔らかな印象に。
シンプルなデザインだからこそ、パーツの形状や仕上げの美しさが際立ちます。カリモクが長年培ってきた加工技術とクラフトマンシップを感じさせる一脚です。

今回ご紹介するカラーは、3色展開のうちのひとつ「GRAIN GRAY(グレイングレー)」。
落ち着いたグレーがモダンな印象を与えながらも、木地が透ける塗装仕上げによって、ナラ材ならではの素朴な木目を楽しめます。
無機質になりがちなグレーに木の自然な風合いが加わることで、柔らかく穏やかな雰囲気に仕上がっているのも魅力です。
幅広いインテリアスタイルに馴染みやすく、ご自宅のリビングはもちろん、カフェやショップなどの店舗什器としてもおすすめ。木目の豊かな表情と愛らしいフォルムが共存する一脚です。

木を知り尽くしたカリモクならではの加工技術と、国内外のデザイナーによる自由な発想。
そのふたつが融合することで生まれた、キャストール ローチェア。
長い歴史の中で培ってきた技術を受け継ぎながらも、従来の木製家具のイメージにとらわれず、新たなデザインの可能性を追求する。
そんなカリモクニュースタンダードの挑戦が感じられる一脚です。































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