Herman Miller
Contract Table
数多くの名作家具を手掛け、デザイン家具の世界に決定的な影響を及ぼした、20世紀の巨匠 "C&Rイームズ"。
その作品の多くが世界中のパブリックスペースにおいて中心的存在を担い、今や誰もがそのデザインに一度は触れたことのある程に、私達の暮らしに深く関わりを持つ存在となりました。
本日はそんなイームズデザインらしい使い易さ、洗練された機能美がぐっと詰め込まれた名作アイテム「コントラクトテーブル ラウンド φ90cm」をご紹介させていただきます。
使えば使うほど空間の一部となっていく、本物のスタンダードデザイン。
現行でもハーマンミラー社で取り扱いのあるコントラクトテーブルですが、こちらは1979年の製造の希少なビンテージアイテム。
まあるい天板にすっと伸びる一本の支柱。
イームズらしい造形がなされた脚部ベース。
空間に対し上質なアクセントを添えながらも、何処か安心感のある雰囲気を醸し出すアイテムです。
現代ではそこまで珍しいデザインでもないのではないか?と思われるかと思いますが、とんでもありません。
こちらは言わば、今存在しているデザイン家具の元祖とも言えるスタイル。
見れば見る程、使えば使う程に "だからこういうデザインだったのだ" と使い手に語り掛けてくれるのが、このコントラクトテーブルとなっています。
確りと厚みを持たせ、安定性にも優れたプライウッド製天板。
トップにはいつでも清潔に使えるラミネートが施され、圧迫感の無い装いです。
このカフェモカな色合いも絶妙にファッショナブルで、素敵ですね。
あまりにも普遍的なのでむしろ気づきにくい点なのですが、黄金比とも言えるほどぴったりとハマったデザインは特筆すべきものがあります。
エッジ部分のブラックが支柱としっかりとマッチし、しっくりと安定感のある"T字"のフォルムが見事に出来上がっている他、全ての厚みやそのバランス感においてぴったりと収まりを見せており、その姿は まさに"計算され尽くした美しさ"。
そこには「本物のスタンダードデザイン」と呼ぶに相応しいオーラが漂います。
エッジ部は少しソフトな樹脂素材となっているので、作業用デスクとしても非常に使い易く、とても心地よく使える家具だと思います。
天板とポールの接続部も非常に堅牢な構造が採用されており、脚部の接地面のようにどっしりと天板を支えているので、びくともしない程に頑丈です。
更に脚部足先にも細やかなデザインが施され、それぞれにバネによるサスペンションが搭載されているので床の細かな凹凸にも自然と対応してくれます。
あまりにもごく当たり前のようにすんとその場所に置かれ、しかもしっかり使えてしまうので、製造から40年以上も経っているとはとても思えません。
こういった作りの良さ、実用性の高さにおいてはまさに"別格"と言えるクオリティで、巨匠"イームズ"の卓越したデザイン力、そして世界に名だたる名門"ハーマンミラー"ならではのクラフトマンシップの高さがひしひしと伝わってきます。
「ハーマンミラー Herman Miller コントラクトテーブル」如何でしたでしょうか。
大きさはφ90cmのラウンド型天板で、お二人様でも快適にお使いいただけるサイズ感となっております。
幅広いインテリアに馴染み、空間映えしてくれるので、ホームユースから店舗やオフィス等の業務利用においても欠かせない存在となってくれることでしょう。
是非この機会に、イームズの名作テーブルをお使いの空間に取り入れてみては如何でしょうか。