橋之口籐工芸工房
籐製くつろぎ椅子
まもなく創業から90年を迎える宮崎の伝統工芸 橋之口籐工芸工房。「現代の名工」と呼ばれる橋之口幹夫氏による丁寧なモノづくりで2007年には黄綬褒章を受章した籐家具工房。
こちらは存分に天然の籐(ラタン)と皮籐を使用したくつろぎ椅子。30年ほど前に同社で製作された椅子を現代に合わせてリデザインされたお品物です。
ゆったりとした姿勢が保てて、立ち座りをより良くできるように改良を経て製品化された逸品です。
天然のラタンの中でも上質な素材を厳選して出来上がった椅子
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日本の卓越技能士も受賞した橋之口幹夫氏を中心とした職人が厳選した籐を使い、素材を活かした椅子づくりが行われています。今回はアーム部に3本のラタンを連ねて皮籐でしっかりと束ねて作られています。
アームからつながる脚部は、畳にも優しいすり足状のデザイン。安定性もあり天童木工などでも一部使われているレッグデザインですね。
背座は、橋之口籐工芸社独自の染色で鮮やかで生き生きとしたナチュラルな皮籐を丁寧に1本1本編み込んでいます。それにより、絶妙な背座のテンションが、体重を分散し心地よい座り心地を実現しております。
座面は後方に向かってやや傾斜しており、座面と背板の角度により自然な形で着座する事が出来ます。
フレーム内は背面とシート下に梁が入っており強度を担保しています。それを皮籐でしっかりと固定していますが、その固定の編み込みまで美しい。流石、黄綬褒章・・・
現在では、ふるさと納税の返礼品にも選定される名品。天然の素材によるオーガニックさとエレガントなデザインにリラックスを加えた職人の技が垣間見れる作品。
それに加え軽量でどなたでもさっと移動できるほどです。ラタンの上質で柔軟な素材感を最大限に引き出した、国内最上級のラタン家具メーカーを是非ご堪能くださいませ。