KASHIWA
Glass Cabinet
法隆寺や東大寺等、名だたる神社仏閣の建立に関わり、太古より木工に優れていた飛騨の地の匠達。
そんな匠達の系譜は脈々と受け継がれ、1943年に創業したのが飛騨の4大老舗家具メーカーにも数えられる"柏木工"です。
長い歴史に裏付けられた高い技術により生み出される確かな品質の家具。丈夫さは勿論、長い時間日本で家具と向き合って来たからこそ生まれた慎ましさを感じるデザインで生活にすっと溶けこんでゆきます。
今回はそんな由緒ある同メーカーからキャビネットのご紹介です。
ツートンカラーの冴えた逸品
柏木工が掲げる『豊かな暮らし』・『日常の生活道具としての家具』といった生活思想を元にデザインされた"ガラスキャビネット"になります。
同メーカーの高い技術力によって生まれた洋式の、落ち着きのある一品です。
木材はキメ細やかな杢目が特徴のビーチ材を使用。
本体はネイビーカラーとグリーンカラーが合わさったかのような深い色合いとなっており、天板と棚板はナチュラルカラーと、2トーンのカラーで仕上げられたキャビネットです。
落ち着いた色味と明るめの色味のコントラストが、木材の持つ温もりによって目立ち過ぎず絶妙なバランスに仕上がっております。
アンティーク調のハンドルを使用することでさり気ない高級感を演出しています。
また、クリアな替えハンドルも付属するので、気分によって替えられるのも嬉しいポイントですね。
もちろん、キャビネットの要である収納面も優秀です。
棚板は高さを変更できるので、大きさのあるアイテムでもディスプレイしていただけます。
ガラス扉の下には、抽斗が6杯備わっており、小物の収納も可能。上下で抽斗の深さが異なり、上段の方が浅めの設計になっております。
両サイドもガラス板になっているので採光性がよく、飾るアイテムをより魅力的に映してくれそうです。
柏木工の細部まで拘りのある丁寧な造りと、古きを大切にしながらも古臭くならない普遍的なデザインが宿った洗練された一台。
すっきりとした上品な佇まいでお部屋に馴染みつつ、優美な雰囲気を与えてくれます。