METROCS
F031 Desk
日常で書き物やPC作業したり、軽く食事を取ったりと何か作業をする場。
そこには、何が必要かどのようなデザインが最適か。
あらゆるパターンが存在する中で徹底的に追求した名作デスクが入荷いたしました。
完璧なデザイン
デザイナー、Pierre Paulin(ピエール・ポラン)。 60年代から70年代のフランスを代表する名デザイナーとして知られています。
今回ご紹介させて頂くのは同氏の手掛けた代表的なプロダクト『 F031 デスク 』です。
独創的で流麗な作品が多い同氏。
リボンチェアにタンチェア、オレンジスライスにマッシュルーム、パンプキンなど有機的なフォルムの作品の数々が思い浮かびます。
が、今回のお品物はご覧の通り”かっくかく”。
機能性を追求したシンプルなスタイルで、直線を基調としたシンプルで機能性を追及した美しいフォルムが印象的です。
ただ見た目が特徴的なものを作っているのではなく、それにふさわしいデザインを選び抜いていることが分かりますね。
異なる素材が織りなすコントラストの美しさ、そして各機能を担うエリアが独自のリズムで一体となった佇まい。
背面も仕上げが施されているので設置場所を選びません。
細やかなディティールへの拘りも素晴らしく、その完成度と気品ある佇まいからフレンチモダンの名プロダクトです。
一切の無駄を省かれた単体としての美しさも去ることながら、特筆すべきは書斎用品との相性の良さです。
本やペン等の筆記用具は勿論、ラップトップ、デスクトップパソコンやプリンターまで。 どのようなものを置いたとしても、このデスクには"此処の空いているスペースはこうやって使いたい"と一目で次のビジョンを見せてくれる鮮明さがあります。
深さの異なる2杯の引き出しに加え足回りがスッキリしている点も大変機能的で、文句のつけようがない完璧なデザインです。
製造されていたのは発表から十数年のみ。 一時は幻の名作となりました。
今回入荷したのはオリジナルモデルを忠実に再現しつつも、日本の職人技術と現代的な改良も採用した完全復刻モデル。 高い完成度と品質はピエール・ポラン自身もパーフェクトと評価したそう。
ミッドセンチュリー期に生まれ、再評価された名プロダクト。 生活や場所、使う人を徹底して意識したからこそ、現代でも魅力的に映る唯一無二の逸品です。