Scandinavian vintage
TeakWood EX Dinning Table
嵌ると抜け出せないビンテージ家具の沼。
半世紀以上の歳月を超えて残っているビンテージ家具の風合いは、現行して販売している家具とはやはり一線を画すものがあり、店舗で毎日見ていても飽きることが無いなと思う今日この頃。
折角お部屋に迎え入れるのなら、飽きの来ない永く愛せる家具をお迎えしたい方が多いはず...!!
本日はそんな方にオススメ、北欧ビンテージのエクステンションダイニングテーブルをご紹介いたします。
拘り抜かれたチークの味わい
シンプルで洗練されたデザインと無駄の無い機能的な造りは、日々の生活を共にする家具選びで、最も重要な基準の一つなのではないか、と個人的に考えたりします。
その中でも北欧のビンテージ家具は、デザイン、品質共に高い水準にあることが世界中で認知されており、至る所に北欧デザイン全ての魅力が表れていると感じます。
同作で使用されている「チーク材」、北欧家具には欠かせない木材であり、家具好きの方はご存知の方が多いと思います。
世界三大銘木の一つに選ばれており、チーク材に含まれる豊富な油分は撥水性と耐虫性に優れ、強靭でしなやかな耐久性と“ゴールデンチークカラー”と呼ばれる美しい色合いから高級家具、豪華客船や高級ヨット等の船舶で古くから重宝されてきました。
ミッドセンチュリー期ではその優れた材質からデザイン家具でも積極的に使用されるようになり、多くの北欧デザイナーを虜にした木材としても知られています。

このテーブルの一番の魅力と言えるのが、杢目の美しいこの天板。
ブックマッチ(2枚接ぎ)と言われる手法を採用しており、一本の原木から切り出される無垢材を本の見開きページのように、あたかも一枚板のように組み合わせた板を指します。
今回入荷したものは、そのブックマッチを贅沢に6枚接ぎ合わせたもの。
希少な材木であるチーク材を使ったブックマッチをメイン天板だけでなく追加天板にまで使用し、まるで一枚の大きな絵を広げたような迫力のある、贅沢かつ高級感溢れる一台となっております。
エッジ部分は丸みを帯びた削り出しが随所に施され、優しく温もりのある風合いに。
天板一枚一枚に異なる木材を組み合わせた縁取りが施されており、細部まで拘り抜かれた高級感溢れる佇まいになっています。
様々なシーンや環境に柔軟な対応力を見せるエクステンション仕様の天板は、下に重なっている天板を引き出すだけで拡張することが可能。
通常時は94×94cm程の天板で、大人2人が余裕を持ってお座り頂ける広さ、追加天板を広げた状態では、最大171cmと8人程が腰掛けることが出来ます。
余計な装飾を加えず、拘り抜いた素材の良さを引き立てる作りは、北欧家具は勿論、様々なインテリアテイストと馴染み易く、インテリアコーディネートに不安のある方でも安心してお使い頂くことが出来ます。

職人による丁寧な手仕事と、高い木工技術を思わせるディティールの完成度は素晴らしく、使う毎に北欧ビンテージの魅力を再確認させてくれます。
名の知れぬ北欧の職人による、拘りが詰まった北欧の逸品、是非この機会にいかがでしょうか