PACIFIC FURNITURE SERVICE
ALUMINIUM GLASS CASE
ガラスケースは大切なコレクションや装飾品を飾るための舞台として、その透明な構造が魅力を引き立てます。
空間に圧迫感を与えず、むしろ開放感を与え、インテリアに奥行きを生み出す。
今回は、そんなガラスケースの中でも、特に優れた一品をご紹介します。
透明感と温もりの共存
東京・恵比寿に店舗を構えるP.F.S.(パシフィックファニチャー)は、米国の名作家具の輸入販売で名を馳せているブランドです。
リオン、クラリン、ジェルデ社といった米国家具ブランドをセレクトする一方で、P.F.S.自身も多くのオリジナルプロダクトを手がけています。
アメリカンビンテージスタイルに影響を受けつつも、独自の理念が色濃く反映されたアイテムたちは、洗練された雰囲気と確かな品質を誇っています。
特にP.F.S.のオリジナル家具は、見た目の美しさだけでなく、内面の品質とものづくりへの真摯な姿勢が魅力です。
「自分たちが求めるモノがなければ、それを作るための工場をつくり、自分たちが心地よく感じられる空間がなければ、自らその場をデザインする」という理念は、P.F.S.のすべてのものづくりの原点です。
本日ご紹介するのは、P.F.S.オリジナルのガラスケースです。
ブラックカラーの脚とシルバーのコントラストがモダンでありながら、クラシックな高級感を演出します。
ガラス素材をメインに使用しているため、木製の収納家具に比べて圧迫感がなく、どんな空間にも馴染みやすいデザインです。
加えて、アルミニウムフレームによる軽やかな印象が、機能性と美しさを絶妙に両立させています
背面と底面には木材を採用しており、無機質になり過ぎず温かみのある仕上がり。
什器によく見られるデザインの扉の持ち手や棚板受けなど、細部にまでこだわりが感じられます。
さらに、前扉は簡単に外せる構造になっており、ディスプレイをより自由に楽しむことが可能です。
配線孔も備えているため、内部にライトを設置したり、電子機器を収納したりと、さまざまな用途に応じてアレンジすることができます。
時代の流行に左右されず、一貫して追求されるのは本物の価値。
現代ではトレンドに合わせたデザインが多く出回っていますが、P.F.S.はそのような一過性の美しさにとらわれることなく、普遍的なデザインを創り出しています。
このガラスケースもその例外ではありません。
モダンでありながらもクラシックな雰囲気を兼ね備えたデザインは、どんな時代にも色あせることがありません。
P.F.S.が掲げる本当に良いものを追求する姿勢が、日々の暮らしに豊かさをもたらしてくれるでしょう。