Herman Miller
soft pad group management chair
多くの名作が生み出されたミッドセンチュリー。
その中でも名作中の名作と呼ばれ、現代においても憧れのオフィス家具の一つとして知られるのが「イームズ アルミナムグループコレクション」です。
ドラマや映画でも定番の高級家具として登場しており、その存在を見かけた事のある方も多くいらっしゃるかと思います。
まさに高級オフィス家具と言えば "これ" と呼べる一脚。是非ご覧になっていってください。
イノベーティブな空間を生み出す。
こちら「ソフトパッドグループ マネジメントチェア」の大元となっているのが "イームズ アルミナムグループ マネジメントチェア" 。
アメリカの実業家 J.アーウィン・ミラー夫妻が、自身の邸宅の設計を著名なデザイナー3名に依頼した事で発足した「ミラーハウスプロジェクト」。それがきっかけとなり、邸宅専用のチェアのデザインを かの"イームズ夫妻"が手掛けた事で このアルミナムグループコレクションは生み出されました。
その際に求められたのが"屋外で使える上質な座り心地のチェア"。
非常にシンプルでありながら大きな矛盾を抱えたこの難題に、イームズ夫妻は「滑らかなラインに造形したアルミニウムのフレームに、耐水素材のメッシュシートを"張る"」事で、屋外でも上質な座り心地を楽しめるチェアを生み出したのです。
固形の座面では成し得なかった、身体を "面" で支える無段階のフィット感。
その座面構造は"シッティングポケット"と呼ばれ、ハンモックのように柔らかなのに、活き活きとしたハリと弾力を持つ、唯一無二の座り心地として有名です。
このチェアの完成度があまりにも高かった事から、間もなく屋内向け仕様のチェアが登場。
"シッティングポケット"はそのままに、更に上質なクッションを備えたのがこの「ソフトパッドグループ マネジメントチェア」となっており、かつてない程に洗練された機能美と贅沢な掛け心地を併せ持つこのチェアは、1969年の登場から半世紀以上を得た今も尚、その魅力が色褪せる事はありません。
唯一ミッドセンチュリーの趣を感じさせる点を挙げるとするならば、それはフレームの充実感溢れるフォルム。まるで彫刻作品のようなその造形美でしょう。
戦後身近な素材となりつつあったアルミニウムを"鋳造"する事で自由なデザインを手に入れたというこのフレーム。
その半面、その自由度の高さ故にこの完璧なフォルムを生み出すに至るまで、イームズ夫妻にとっても相当の覚悟と気力が必要になったそうです。
ここまで丁寧かつイノベーティブにデザインされたオフィスチェアは他ではなかなか無く、空間の中でも類まれなる存在感を漂わせます。
今回入荷したのは取り回しの良いローバック仕様の一脚。
シートには上質な本革が使用され、品を感じさせる艶がなんともシックな一脚となっております。
アルミニウムとも非常に良くマッチしており、両者が奏でるコントラストがお使いの空間に高級感溢れるアクセントを与えてくれるでしょう。
ガスを使用しない手動式の昇降機能を搭載しており、ご自身にぴったりのセッティングを見つけた後は、毎日安定した使い心地を。
シンプルな分故障知らずで、耐久性も抜群です。
チルトリクライニング機能、キャスターも備えており、業務利用において申し分の無い内容。ホームユースとしても注目を浴びる一脚です。
イノベーティブな空間には、イノベーティブなチェアを。
是非この機会にご検討くださいませ。