Herman Miller
Arm shell 2nd-vintage
ニューヨーク近代美術館 MoMA のデザインコンペティションにて発表誕生以来、現代まで世界中で親しまれるお馴染みのシェルチェア。
デザインは皆様もご存知、巨匠チャールズ&レイ イームズ夫妻。
完成から約70年近くたった今でも、その新しさは素晴らしいデザインの起源となり新たなデザインにも影響を与え続けています。
本日ご紹介するのはそんな偉大なデザイナーが手掛けた歴史的名作の一脚になります。
美しい形をした永遠
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1948年、ニューヨーク近代美術館のMoMAローコストデザインコンペにて発表され、当時の人々にとって大きな衝撃を与えた傑作。
複雑な三次元曲面による背座一体型のシートは、それまでの椅子に対する概念を一変させました。
量産可能なこの成型法は以降の家具デザインにも大きな影響を与えた唯一無二の存在。
今回ご紹介するのは1955~1970年代にハーマンミラーにて販売されていた2ndビンテージのアームシェル・アプホルスターver。
ファブリックは商品化するに辺り張り替えております。
深いネイビーのファブリックとブラックシェルの相性は抜群。
近年復刻されたFRP製のシェルとは違いファイバーの量も多く圧倒的な存在感が魅力的な一脚に仕上がっています。
時間の経過にしか出せないオリジナルの風合いはやはり魅力的です。
有機的で流れるような曲線が特徴のアームシェル。
デザインに目が行きがちですがチェアとしての機能も十分に備わっています。
着座時は程良いホールド感があり、しっかりと身体を包み込みます。
ファブリック張りのシートのしなやかなクッション性もあり、いつまでもここにいたいと思えるような一脚になっています。
そして一体成型のフォルムにしっかりと形となったアーム。
着座時にはこのアームの高さが実に丁度良い位置にきてくれます。
脚部にはロッカーベースを装着させていただきました。
ロッカーベースの低めのシートはお部屋に置きやすく、自分の定位置に気兼ねなく設置できお楽しみいただけます。
ゆらゆらとした座り心地も心地良く、極上の癒しとゆったりとした時間を提供してくれること間違いなしです。
テレビや雑誌、映画やカフェなど様々なシーンで見かけることの多いミッドセンチュリーの名作家具。
時に本来の用途を超え、美しい作品のような風格を醸し出し私たちを楽しませてくれます。
誕生から半世紀以上経つ現在でも、世界中の人々から愛され続ける一脚のご紹介でした。