Knoll Studio
CESCA STOOL
Marcel Breuer
今回ご紹介するのは、ミッドセンチュリーモダンを代表する家具ブランド"ノルスタジオ Knoll Studi"から90年以上経った今でも親しまれている名作チェアのハイタイプ!
最も有名な金属製チェア
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バウハウスのデザイン思想に深い影響を受けたドイツ出身の「ハンス・ノル」が1938年にニューヨークで"ノル Knoll"を創業。
自身も建築家だった妻のフローレンスがきっかけで、彼女と親交があったミース・ファン・デル・ローエやエーロ・サーリネン、ハリー・ベルトイアらとの画期的なコラボレーションが生まれました。
そして、その歴史がそのまま近代デザイン運動の歴史であると称されるほど、Knoll社が20 世紀デザインに与えた影響は大きなものでした。
"ノルスタジオ Knoll Studio"は、そんなKnoll 社の「使われる芸術品」のコレクションラインなのです!

こちらは、1929年に発表された、"マルセル・ブロイヤー Marcel Breuer"のプロダクトで「最も有名な金属製チェア」の1つとして評される名作「チェスカチェア CESCA CHAIR」のハイタイプ!
彼もまた、バウハウスに影響を受けた一人で、1920年代初頭、バウハウスの学生として学び、後に教官となりました。
在籍中には自転車の構造に着想を得て、地元の配管工の技術を使用し、チューブ状のスチールを用いた家具を製作。
教官時代に製作したCESCA CHAIRは、バウハウスの哲学を反映した名作として今なお多くの人々に愛されています。
そして、バウハウス100周年を記念して作られたプロダクトが、この”チェスカスツール CESCA STOOL”なのです。

自転車の構造にヒントを得て、スチールパイプ素材ならではの特性を利用し、片側だけが固定されて、他方が固定されされず自由になっているカンティレバー(片持ち)のフォルムが印象的!
その流れるようなフレームのラインは、着座の際の適度な弾力性によって快適な座り心地を実現しており、一本の屈強なスチールパイプがその重さを支えています。

同品は、籐のイメージが強いですが、実はレザーやファブリックの仕様もあるんです!その中で、今回はファブリック仕様。
北欧デンマークで、1968年に創業されたクヴァドラ社によるもの。
家具の張り地やカーテンなどの豊富な種類と品質の高さで瞬く間にヨーロッパでシェアNO.1になったテキスタイルメーカーです。
背には、やや起毛のあるフェルト生地の様な質感。
座面には規則的なループサイズで織り上げる事により、深みのある質感となっており、ファブリックを使い分ける事で、上質な触れ心地を実現しております。

カウンターやベッドサイド等の生活空間でのインテリアには勿論、商業空間にも溶け込み易く、様々なシーンにオススメしたい1脚です!
モダニズムを象徴する様な逸品をこの機会に手にしてみてはいかがでしょうか♪
