Danish Vintage
Dining chair By Ib Kofod Larsen
本日はデンマークの家具デザイナー“イブ・コフォード・ラーセン Ib Kofod Larsen”によるダイニングチェアのご紹介。代表作である「エリザベスチェア」は、エリザベス女王とフィリップ王子がコペンハーゲン滞在中にペアで購入した事から、今でもその名で親しまれています。今回のチェアもそんな、デンマーク人デザイナーらしい、堅実なデザインと確かな使い心地を備えた逸品です。
チーク材による繊細なライン
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ウェグナーやヤコブセン、フィン・ユールといった巨匠たちと同様に、デンマーク家具を世界に広めたイブ・コフォード・ラーセン。潔く、素直で実直なデザインでありながらも、ところどころに独特な曲線を用いた作品で知られています。今回ご紹介するチェアも、シンプルなデザインと繊細なディテールにラーセンらしさを感じる一脚です。
プライウッドを使った背もたれは、角のない緩やかな台形型。この柔らかなフォルムは、背中を持たれかけた際にも身体にフィットし、優しく寄り添います。また座面高は46cmと日本仕様のチェアと比べると少々高めですが、この背もたれによって安定感が生まれるので、そこまで高さを感じさせません。
はっきりとした木目のチーク材で出来た、デンマークらしい無駄のないすっきりとしたフレームは、よく見ると座面下や後ろ脚のフレーム、前後の貫は、独特なカーブを描いており、デザイナーの個性を感じるデザインとなっています。持ち上げてみると想像より軽く、テーブルへの出し入れもしやすいので、毎日使いに最適です。
背もたれと後ろ脚の接合部分も、目を惹く美しい仕上がりに。立体的で存在感のある後ろ姿にも惚れ惚れしますね。丁寧な作りとミニマルなデザインによって、現代においても引けを取らないデンマークビンテージは、チーク材のダイニングテーブルや、ビンテージのコーヒーテーブルとも相性が良く、お部屋を軽やかに彩ってくれそうです。
今回入荷した3脚は、イエロー、グリーン、グレーと座面のカラーが異なる豊富なバリエーション。ファブリックの色味によって、異なる表情が楽しめます。是非この機会にいかがでしょうか?