KOTOBUKI
FRP Side Chair
1914年創業、日本のミッドセンチュリーモダンを代表する家具ブランド「コトブキ KOTOBUKI」より、1969年に発表した”サイドチェア”のご紹介です。
使う人を想い、生み出す。
デザインを手掛けたのは、バタフライスツールやキッチンツール等、日常的なものまで多岐にわたって数々の名作を生み出してきた「柳宗理」。
柳宗理は、第二次世界大戦後の日本のモノづくりにおける重要局面に於いて、長大作、剣持勇、水之江忠臣、渡辺力等と共に「ジャパニーズモダン」と呼ばれ、日本のインテリアデザインの草創期を築きあげたパイオニアです。
今回ご紹介するサイドチェアは、戦後の急激な工業化によって大量生産品に取って代わられていく時代の中、柳宗理が大切にしてきた「使い心地のデザイン」という思いから生まれた一脚。
シンプルでありながら、360度どこから見ても美しいフォルムは、背座のお尻部分を膨らませることでシェルの強度を上げ、安定感ある座り心地になっています。
比較的コンパクトなサイズ感ですが、広めの座面によって安心して身体を預けることが出来ますよ◎
別名「ポリエステルチェア」としても親しまれるコトブキのサイドチェアは、イームズのサイドシェルチェアとは異なる個性的なシルエットが印象的。
また、個人的に推したいのは白×緑のカラーリング! ホワイトのシェルと落ち着いたグリーンのファブリックによって、清潔感もあり、レトロな雰囲気も楽しめます。
また今回はレッドシェルも同時に入荷!
こちらは香川県の施設で使われていた、一般販売が行われていない貴重なカラーリングの別注モデル仕様のものになります。
またとない機会ですので、是非併せてチェックしてみてください☻
いかがでしたか?
日本の巨匠と老舗家具メーカーのタッグによって生まれた、希少なサイドチェア。
スタイリッシュで洗練されたデザインは、ジャパニーズミッドセンチュリーの魅力が詰まった一脚です!