GETAMA
GE265
本日は、全体と細部のバランスに優れた芸術センス光る家具デザイン、20世紀の北欧デザインを牽引してきた巨匠ハンス・J・ウェグナー1978年の名作" ゲタマ / GETAMA "『 GE265 3Pソファ 』のご紹介♪
午後の喫水線


GETAMA社は1899年、デンマークの街ギズステズ(Gedsted)にてマットレス(Mattres)の専門メーカーとして創業。現在はスプリングやウレタンフォームを使用していますが、当時は詰め物に海藻(Tang)を使っていた事から、其々の頭文字を取って「GETAMA」という社名が付けられました。


デザインを手掛けたのはYチェアでもお馴染み、北欧デンマークの鬼才ハンス・J・ウェグナー。生涯で500点以上もの膨大な数の椅子を誕生させ、その殆どが名作と呼ばれています。13歳の頃より家具職人として修業を始め、その4年後には指物師マイスターの資格を取得。木に触れ、素材の特性を知りながら培った家具製造の経験が、同氏のデザインの基礎となっています。
ウェグナー作品の中でソファと云えば、まず挙げられるのがGE290。目を惹く幅約10cmのフラットなアームが特徴で、北欧のソファとしては比較的重厚感を残した造りとなっております。対して今回のGE265はGE290と比較すると背座の傾斜は浅く、立ち座りによる身体への負担を軽減出来る様に配慮されているようです。後脚が長くない事も比較した時の特徴といえます。


北欧家具に多く見られる植物の枝の様に細く削ぎ落された華奢な姿は無く、角は丸く削りながらも厚みのある板材で構成した迫力のある無垢材フレーム。それらは直線的に見えますが、横から見た時に背もたれやアームのフレームの緩やかなカーブに気が付きます。
余計な装飾が削ぎ落された形の中にも、細部への拘りを感じさせるデザイン。また荷重の掛かりやすいフレームの接合部には金具が使用され、敢えてそれを見せる事で異素材の違いをアクセントとして見せています。
着座の際に目に留まる手元のアームは、思わず手で撫でてしまう心地よい木肌の美しい木目。また空間中央に設置した際には美しい背板のバックスタイルに目が行きます。
ウッドフレームは周りの木製家具やフローリングとも良く溶け込み、北欧テイストは勿論、様々なインテリアテイストとマッチするベーシックな色合いも、お部屋に気兼ねなくデザイナーズのビンテージアイテムを加える際の重要なポイントです。


お料理と同じように具材を足し過ぎて、何の料理かわからないという事が家具のデザインにもあります。デザインに「設計する」という意味があるように、料理にもレシピがある。また引き過ぎて薄味になり過ぎると、一緒に旨味や風味も消えていく。
「北欧デザインは引き算の美学」と言われますが、だからこそ注目すべきは" 何を足しているか "という事。本来は引けるものでも敢えて加える。そんな隠し味の様な一流の作り手による" ちょい足し "が、全体の輪郭を引き立てたりします。
だらりと身体を預けるのではなく、心地良い緊張感と共に心を整える。語らいに興じる「静かな活動」のために計算された絶妙な傾斜。そして木肌が持つ体温が、凛とした空気を穏やかな日常へと溶かしていきます。


波立たぬ心 凛とした余白
陽だまりを編む 静かな午後











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