特集:Engelbrechts

UPDATE: STAFF:うだ
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Engelbrechts

1989年にデンマークで誕生した「Engelbrechts(エンゲルブレヒト)」。

無駄を削ぎ落としたシンプルな造形の中に、確かな機能と美しさを宿すことで知られる家具ブランドです。

代表作「KEVI」シリーズをはじめ、世界中で愛されるそのデザインは、静かに、けれど確かな存在感を放ちます。

北欧らしい端正な佇まいと、機能美のバランスが見事に融合したブランドです。

Pickup item

今回は、そんなエンゲルブレヒトが手掛けた3点の名品をご紹介します。

それぞれに異なる個性を持ちながらも、共通して感じられるのは「使う人のための誠実なデザイン」。

静かで洗練されたラインが、空間に穏やかな緊張感と心地よいリズムをもたらします。

CHAIRIK 107

エリック・マグヌッセンによるこちらのチェアは、ミニマルでありながら、身体に寄り添うしなやかなフォルムが印象的です。

三次元成型されたプライウッドは、背中に自然とフィットし、軽やかで柔らかな座り心地を実現。

背もたれの折り目が生み出す独特のラインは、デザイン性だけでなく快適さにも直結しています。

さらに魅力的なのは、その豊富なカラーバリエーション。

ナチュラルウッドからモダンなトーンまで、空間やスタイルに合わせて選べる自由さが、暮らしに彩りを添えてくれます。









KEVI 2060

ヨルゲン・ラスムセンが手がけたこちらのチェアは、その名を世界に知らしめた「KEVIチェア」の流れを汲みながら、現代の空間にも自然に溶け込む軽やかさを備えています。

背面から脚へと流れるメタルのラインは美しく、どの角度から見ても無駄がありません。

シートにはほどよい傾斜がつけられ、背中を優しく支えるような安定感。

軽量ながらも頼れる存在感が魅力です。



KEVI 2010

さらにシリーズの魅力を広げるのが、同じくラスムセンによるテーブル。

細くも強靭な中空のスチールフレーム、立体的に成型されたプライウッドの組み合わせは、温もりを感じさせながらスタイリッシュな雰囲気。

エッジがほんのりと波打つ天板は、見た目のやわらかさと実用性を兼ね備えた秀逸なデザイン。

ナチュラルな木の温もりとスチールフレームのシャープさが心地よく共存し、カフェテーブルとしても、ダイニングのアクセントとしても絵になります。



3点に共通するのは、北欧デザインが持つ「控えめな主張」と「確かな品質」。

どれも軽やかでありながら、日々の暮らしに溶け込むような温かみがあります。

シンプルだからこそ、どんな空間にも自然に馴染み、時間を経るごとにその美しさが際立っていく。

エンゲルブレヒトの家具は、そんな“永く使う喜び”を教えてくれる存在です。

日常にそっと寄り添いながら、空間に知性と静けさをもたらしてくれるエンゲルブレヒトのプロダクト。

北欧の職人たちが生み出す洗練された曲線と、素材の質感を最大限に引き出した構造美。

そのどれもが“本物”であることを静かに語りかけてきます。

お気に入りの一脚や一台を選んで、自分だけの上質な空間を育ててみてはいかがでしょうか。

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