特集:ウェグナーなどの名作が新品で入荷!

UPDATE: STAFF:ユキナ
特集:ウェグナーなどの名作が新品で入荷!

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ウェグナー & モーエンセン & モラー

この度はご縁があってフレデリシアとJ.L.モラー、北欧を代表する家具メーカーの新品未使用品が複数点入荷しました! 中古家具やビンテージ家具のリサイクルショップであるインプションにとって、未使用品が入荷することはかなり珍しいこと。 もちろん中古品に比べて価格は上がりますが、新品の購入をご検討のお客様にとってはお得に手に入るチャンスです。 撮影時に元箱を開封し、仮組み立てとパーツの確認を行いましたが、すぐにまた元の状態に戻し倉庫にて保管しています。傷などもありませんでしたので、どれも新品同様安心してお使い頂けるコンディションです。 メーカーやデザイナーの説明を交えながらアイテム別にご紹介していきますので、是非最後までご覧下さいませ。 [toc]

フレデリシア

1955年、当時若き建築家だったボーエ・モーエンセンの才能にいち早く気づいたアンドレアス・グラバーセンが、モーエンセンのデザインを世に送り出す為に設立した、フレデリシア(Fredericia)。 モーエンセンやウェグナーをはじめとする巨匠の名作家具はもちろん、才能溢れる新進デザイナーの作品に至るまで、幅広いラインナップを展開するデンマークの名門家具ブランドです。

J16 ロッキングチェア

生涯で500脚もの椅子を世に送り出した偉大なハンス・J・ウェグナーがデザインしたロッキングチェアは全部で9脚。中でも代表作といえるのがJ16ロッキングチェアです。 1944年、弱冠30歳だったウェグナーが当時妊娠中の妻のために、赤ちゃんをあやす「ゆりかご」として作ったのがきっかけだそう。 また同作の誕生に深く関係しているのが、ウェグナーの友人であったボーエ・モーエンセン。伝統的なウィンザーとシェーカー家具の流れを汲んでいることが見て取れ、二人の共同制作とも言われています。 頭まで支えてくれるハイバック仕様、ペーパーコードによる適度なしなりのある座面に身体を預け、ロッキングチェアならではの心地よい揺れによりゆったりとした座り心地をお楽しみ頂けます。 入荷したのは、オーク材のフレームにブラックラッカー仕上げが2脚。クラシカルとモダンを融合させたような引き締まったルックスで、美しいシルエットがより際立って見えます。 >> J16の未使用品はコチラ

C18 ダイニングテーブル

続いては、ロッキングチェアでも名前が登場した、ボーエ・モーエンセンによるC18ダイニングテーブル。同氏が得意とするシェーカースタイルを元にデザインされ、1947年に名作J39ダイニングチェアと同時発売されました。 天板よりも内側に脚部を取り付けることで、座ったときに足元を広々と使えるよう考えられています。今でこそ同様のテーブルは珍しくありませんが、当時としては画期的なデザインだったそうです。 サイズは4人でゆったり使える幅140cm、材質は優しい杢目のビーチ材・ラッカー仕上げのものが全部で8台入荷。上品な艶感のあるラッカー塗装は、オイルやソープに比べて扱いやすく、日々のお手入れも比較的容易に行えます。 モーエンセンの美学が集約された、繊細な造形が魅力の一台です。 ※現行のC18で140cmサイズは国内での取り扱いが無いようで、コンパクトなC18を未使用の状態で入手するのは困難となっています。 >> C18の未使用品はコチラ

J.L.モラー

1944年、家具職人でありデザイナーのニールス・オット・モラーによって創業され、デンマーク国内でも屈指の人気を誇る家具ブランド、J.L. Moller (モラー)。 ダイニングチェアのメーカーとして名高く、上質な無垢材を滑らかな曲線に加工し、熟練技術力を持つ家具職人達と共に生み出した傑作は「美の結晶」とも称されています。

No.62 ダイニングチェア

創業者のニールス・オット・モラーによって1962年にデザインされたNo.62ダイニングチェア。No.78にアームが付いたもので、希少なチーク無垢材を贅沢に使用しています。 彫刻的なアームはもちろん、貫を設けない構造により脚部のプロポーションが強調され、誰もが美しいと感じるであろう端正なフォルムに仕上げられています。 また、背もたれの先端から飛び出た木部のデザインもポイント。遊び心が感じられ、思わず触りたくなるディテールにきっと愛着が湧くことでしょう。 天然木の風合い、きめ細かな木肌の触り心地、自然な継ぎ目など、高い技術力があってこそ成しえる芸術的なフォルム。 モラーは、手作業での木工作業にこだわり続けただけでなく、木材の選定に厳しかったことでも知られており、現代では再現するのも難しいことから年々その価値が高まり続けています。 ※現行のNo.62はオーク材とウォールナット材の2樹種しか国内では取り扱いが無く、チーク材仕様を未使用の状態で入手するのは困難となっています。 >> No.62の未使用品はコチラ

最後に

今回ご紹介した3点は、どれも誕生から半世紀以上が経っていながら、今なお生産が続けられている名作たち。 時代が変化しても色褪せることなく人々に愛され続けているのは、その美しさに隠された見た目以上の「使い心地」にあるのかもしれません。 北欧家具が好きな方にとって、「やっぱりオリジナルを手に入れてこそ」と、ビンテージに憧れを抱く方も少なくないでしょう。 もちろん経年を纏った趣きのあるビンテージも良いですが、是非この機会に新品未使用品を手に入れて、一から育てる楽しみを味わってみませんか? 未使用品ゆえに、この先の長い年月を共に過ごすことが出来る逸品達です。 *ご紹介したお品物は、登戸BASE EC店と祖師谷大蔵店にそれぞれ在庫しております。現品は、祖師谷大蔵店にてご覧頂けます。商品の在庫状況や詳細につきましては担当店舗に直接お電話下さいませ。
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