月刊インプション 8月号 ~ 今月の家具傑作選。~

UPDATE: STAFF:ヤマ
月刊インプション 8月号 ~ 今月の家具傑作選。~

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Special issue – August

今月の家具傑作選。

この夏は東京オリンピックで賑わった日本ですが、インプションではホットなアイテムが沢山入荷し、賑わう7月でした。 待ってました!と言わんばかりの初めてのアイテム、ワクワクする大量入荷、見たことのないモノ等、暑い夏にも負けない、熱いアイテムたちをぜひご覧くださいませ。 [toc]

最終日にスペシャル登場

チャールズ & レイ・イームズ| ラウンジチェア&オットマン

もう7月も終わる、というときにスペシャルなアイテムが。イームズのラウンジチェア&オットマンです!王道であり、最高峰。 全身で感じる心地よさをぜひ体感してほしいです。ハーマンミラーのネームと50周年を記念するプレートが取り付けられています。

北欧の巨匠たちの家具、集結

ハンス・J・ウェグナー|GE290 & GE530

ウェグナーによるビンテージのGE530とGE290。今でこそ似たようなフォルムのソファは無数にあるけれど、ウェグナーのソファは一目見ただけで、心にぐっとくるような特別感があります。

イルマリ・タピオヴァーラ|ピルッカ テーブル

小枝が広がるような軽やかな脚元、ピルッカテーブル。足元が中央に向かってきゅっと収まっているのでテーブルながらもこじんまり。合わせるならやっぱり小ぶりなチェアでしょうか。

オーレ・ゲルロフ・クヌードセン & トーベン・リンド|モジュラインソファ

モジュール化されたソファは共通したデザインしかない?いいえ、そんなことは無いんです、と声を大にして言いたい!フランス&サンのOle Gjerlov Knudsen & Torben Lindによるソファ。随所に見られる造りの良さに、さすが北欧出身と言えます。

気分が上がるスペースエイジ!

ケイ・リロイ・ラグルス|ウンボ

今月イチ熱くなった入荷、UMBO!こんな、こんな鮮やかなカラーリングでまたお目にかかれるなんて・・・!日焼けなども特になく、グッドコンディションなのも◎。祖師ヶ谷大蔵店に出勤する度、このビタミンカラーに元気をもらっていました。

ヴェルナー・パントン|123チェア & ハートコーンチェア

アーティスティックなフォルムのヴェルナー・パントンのチェア。SYSTEM 1-2-3もハートコーンチェアも目で見て楽しくて、座った時にはついついポーズをキメてしまいたくなるかも。

ケーススタディショップ|セグメントシステム

case study shopで取り扱われていたということ以外、詳細不明、そんなところも魅力なセグメントシステム ユニットボード。キューブユニットはそのまま並べたり、重ねたり、自由に配置できるんです。土台をベンチにして、なんて使い方もできたり。どう使おうか考えるのが楽しいユニットボードでした。

マーク・ニューソン|テレビチェア

50年代のテレビ画面に似ていることからTV chairと名付けれられたチェア。マーク・ニューソンらしく、曲線を活かしたユニークなシルエットで、空間のアートピースとしても活躍してくれること間違いなし!沢山並べると、エイリアンに見えたり、しませんか?

マルティネリルーチェ|セルペンテ

そのフォルムからスタッフの間ではキノコ呼びされることも多い、マルティネリルーチェのセルペンテライト。だがしかし、セルペンテはイタリアで蛇という意味を持ちます。確かに、ベースは蛇らしくとぐろを巻いたようなフォルムです。

再入荷が難しい希少品たち

英国ビンテージ ダイニングテーブル&チェア セット

テーブルの幕板に対して椅子の笠木が、ぴったりと収まるとっても機能的な構造。北欧デザイン漂う、英国ビンテージも捨てがたいです。セット使いでなくとも様々な空間で活躍できるチェアのデザインの良さもすばらしい。

カイ・ボイスン|ビンテージ フィギュア

ヴィンテージのカイ・ボイスンの中でも特に希少な3体、『 Lise & Ole 』と『 Cock chef 』。コックさんの匙は残念ながら欠品しておりましたが、ペイントロスがあまり見られないことから、大切に扱われていたんだろうなあ、と感じます。

ハスレヴ× ロイコペ|ダイニングテーブル

ハスレヴ社そしてロイヤルコペンハーゲン社、2つのトップブランドのコラボレーションが生んだ美しいテーブル。テネラやバッカといった土の風合いを楽しめるタイルトップのプロダクトは何度か取扱いがあったものの、上品で華やかなブルーフルーテッドのタイルトップは初入荷です。

クラシカル家具が盛りだくさん

清潔感のあるホワイトペイント

上品な印象を受ける白のペイントが施されたアイテムたち。大型キャビネットやソファ、テーブルにチェアまで、さらにはディスプレイに最適なアイテムも同時に入荷したので、今なら一から始めても、すぐにホワイトクラシカルなお部屋が完成します。

重厚感漂うブラウン

圧倒的な存在感と重厚感が漂うブラウンカラーのアンティーク。気品を感じる装飾や、豊かに過ごしやすくするための工夫が盛り込まれた英国の家具を見ていると、うつくしく優雅な暮らしのワンシーンが頭に浮かびます。

自宅をリモートワーク環境に

エットーレ・ソットサス|シンテシス45 デスク

olivetti社より、ポストモダンの旗手エットーレ・ソットサスによる希少な「 Synthesis45 Side Desk 」も入荷しました!(パチパチ)オフィスシーンでの機能性を重視して作られたシンテシス45シリーズ。引き出しは左にも右にも変えることができる優れもの。お家でデスクを使いたいという声が多い中、オススメしたいアイテムです。

USM Haller|キャビネット

お問い合わせの多いUSM Hallerのキャビネットが久しぶりに入荷。豊富なオプションで多目的に活用できるフレキシブルさが魅力です。

BISLEY|デスクキャビネット

やっぱりワークスペースにあると便利なんです。ビスレーのキャビネット。ワークスペースのプラスアルファとしてはもちろんですが、キャビネットを2台揃えて、無垢材の天板をのせるだけでカッコイイデスクが作れてしまうのです。

日本の、デザイナー

剣持勇|ビンテージ ソファ

剣持勇による"幻の椅子"。大袈裟?いいえ本当に幻なんです。70年代に発売された本「剣持勇の世界」に掲載されている以外、ほとんど情報の無い椅子なのです。

近藤康夫|オーダーメイド

倉俣史朗のクラマタデザイン事務所での経験を経て、これまでに400を超えるブティックデザインを手掛けた近藤康夫氏によるダイニングテーブル&ダイニングチェア。こちらはなんと、オーダーメイドで製作してもらったアイテムなのです。ミニマル、だけれどちょっと特殊なラインにポストモダンを感じたり。

奥山清行|アーチシェルフ

イタリア人以外で初めてフェラーリのデザインを手掛けた事で知られる奥山清行氏。そんな氏とIDC大塚家具の共同開発によって生まれたアーチシェルフは立体的なディテールが美しく、さながらアートなシェルフのようです。

カッコイイ「むき出し感」

パシフィックファニチャーサービス|オペレーション テーブル

パシフィックファニチャーサービスのオペレーションテーブルも久しぶりに入荷しました。工具いらずで天板の取り外しが可能、そして脚部も折り畳みが可能な使い勝手のいいテーブル。天気のいい時には外でご飯食べたい、なんて時もこのテーブルなら、らくらく設置できていいですね。

ジェルデ| 3アーム フロアランプ

カッコよさはピカイチ!ジェルデの3アーム フロアランプから、ビンテージの中でも初期型の個体と思われるものが入荷しました。工業製品の無骨さはありつつ、フランス出身のジェルデはやはりどこか品があります。

さいごに

今年の夏も、お家でゆったり過ごすことが多い夏となりそうです。 この状況はまだもう少し続くかもしれません。でも、あーあ、と落胆するより、お気に入りの家具に囲まれて、お気に入りの食器で食事をし、心地よく暮らす。お家で過ごすのも楽しいなあ、と感じた方がきっとしあわせ。 そんな気持ちになれるお手伝いがインプションでできたらうれしいです。
月刊インプション 8月号 ~ 今月の家具傑作選。~