ジョージ・ナカシマ George Nakashima グラスシートチェア GRASS SEATED CHAIR ローズウッド材 座面張替済み インド NID 60's ビンテージ ●

BRAND | ブランド

-

PRODUCT | 商品名

グラスシートチェア GRASS SEATED CHAIR

DESIGNER | デザイナー

ジョージ・ナカシマ｜George Nakashima　　

SIZE | サイズ

約 W53.5 x D47 x H71 x SH44.7 cm

STAFF_BLOG

PRODUCT DETAIL | 商品詳細

伝説の木匠 George Nakashima（ジョージ・ナカシマ）の最も初期にデザインされた椅子の一つ”グラスシートチェア GRASS SEATED CHAIR”です。

自然に対して畏敬と敬愛の念を抱き、木に第二の人生を与えるという哲学の元、木の持つ美しさ、呼吸を活かす家具づくりを徹底しているジョージナカシマの作品は、世界的にも評価が高く、どれも凛とした美しさを放つ名作ばかり。

そんな同氏の原点ともいえるグラスシートチェアが誕生したのは1940年代。

元々MoMAの館長であったルネ・ダルノンクールの為に製造されたのがきっかけでしたが、1964年、インドのNID=National Institute of Designのキャンパスを訪れた彼は現地の職人と協力し、初の家具の現地生産を試みました。

インドに自生しているローズウッド材（Dalbergia sissoo）とインドの蒸し暑い気候を配慮したグラスコード使用した座面からなる造りは、まさに現地に合わせた工法とデザイン。

緩やかな曲線を描く背もたれと独自のラインを描く６本のスポークからなるバックシートのデザインが、軽やかな抜け感と洗練された空気感を纏う一脚として静かにその存在感を放ちます。

その掛け心地も素晴らしく、身体を優しくホールドしながらも自然素材本来の温もりと心地よさを堪能させてくれる逸品。

現在もその根強い人気からアメリカのニューホープにあるジョージ・ナカシマウッドワーカーと香川県にある桜製作所で製造が続けられておりますが、こちらは当時60年代、インドのNIDで実際に造られていたオリジナルヴィンテージの個体。

入荷後、専門業者にてサンディング+オイル仕上げ、座面をシーグラスにて張り替えを行っておりますので、座り心地も申し分ございません。オイル仕上げによりローズウッドの杢目もしっかりお楽しみ頂ける仕上がりとなっております。

現地の職人の手で造られた温もりと歴史を内包するコレクタブルな一脚。

近年開催された「ジョージ・ナカシマ没後30年企画展」のトップページをも飾る貴重な作品を、是非ご自宅で愉しみ、素敵な時を過ごしてみてはいかがでしょうか。

CONDITION | コンディション

フレームには経年に伴う擦れや小傷が散見されますが、専門業者にてサンディング後にオイルフィニッシュを行ったお品物でございますので、手触りも良くグラつき等もございません。 当時の風合いを残しつつリペアされた実用可能な嬉しい仕上がりの一脚となっております。