UK Vintage
Butterfly Table
生活様式が違えば、家具の形も変わるもの。
床に直接座る日本の家族団欒に『ちゃぶ台』が欠かせなかったように、欧米では古くからダイニングテーブルを使う文化が発展していました。
『ドローリーフ』や『ゲートレッグ』など、使う人数に合わせて変形する、工夫を凝らした様々なテーブルたち。
どれもダイニングテーブルに限った仕様だと思っていましたが、こんなものもあるんですね。いやはや、奥が深いです。
まだまだ未知の出会いがあるUKビンテージ
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ぱっと見ではよく見る伸長式のテーブル。『バタフライテーブル』とか『ドロップリーフテーブル』とか呼ばれる、耳が垂れ下がったような天板が特徴の仕様です。
全部広げる必要はなく、片側だけ開いてもOKなので、何かと重宝するんですよね。
天板はオーバル(楕円)型。全開にすると横幅150cm×奥行90cmとなかなかのサイズ感です。
オーバルの伸長式テーブルはさして珍しくありませんが、追加天板が長辺側にあるのはかなりユニークではないでしょうか?
構造は至ってシンプルで、天板の裏面、幕板に組み込まれた支えを半回転してあげるだけなので、誰でも簡単に組み替えできます。
このアングルだと分かりやすいでしょうか。
実はこちらダイニングテーブルではなく、ローテーブルなのです。
高さは約53cmと、ソファやラウンジチェアとマッチングが取れた高さとなります。
横幅150cmはローテーブルとしてはかなり大きく、なんだかイレギュラーな存在感を放っています。
実際、本国UKではどんな使われ方をしていたのか調べてみましたが、一般的なセンターテーブルと同様の扱いのようです。
一般のご家庭にはやや大きいかもしれませんが、カフェの什器としては申し分ないサイズでしょう。
コーヒーでも飲みながら、皆で賑やかに意見交換。そんなオープンな空間にマッチする大型センターテーブル。
特徴的でなかなか見かけない珍しいアイテムのご紹介でした。ビンテージはまだまだ見た事のないものがたくさんありますね。
次回入荷が見込めないものですので、お探しだった方は要チェックです。