UK Vintage
Edwardian Style Glass Cabinet
西洋から見る東洋。東洋から見る西洋。
異文化同士の国ですが、自分の国には無い異文化だからこそお互いに惹かれ合うのかもしれません。
アジアンな私から見れば、西洋文化は煌びやかで豪華でお洒落なイメージがあります。あとタフガイも多いですね。一方、西洋から見た東洋はどんなイメージを持ってくれているのでしょう。
勝手な想像ですが、西洋から見た東洋のイメージは、どこか謎めいた神秘的なイメージを持ってくれているのではないかと思っています。
それでは西洋の良さと東洋の良さがミックスされたらどうなるのでしょう?
料理でもたらこスパゲッティとかカリフォルニアロールなど異文化同士がミックスした美味しい料理もたくさんあります。
家具はどうでしょう? もちろん家具の中にも西洋の魅力と東洋の魅力が合わさった素敵な家具が存在します。
というわけで。本日は、東洋のオリエンタルな雰囲気を持った英国ビンテージのガラスキャビネットのご紹介です。
オリエンタルな美しさ。
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本日ご紹介するのは英国製のビンテージのガラスキャビネット。
英国の伝統的な様式のひとつに、曲線的で華やかなデザインのヴィクトリア様式というものがありますが、今回入荷したキャビネットは1901~1910年頃のイギリスで流行したエドワーディアン様式のお品物。
曲線的で華やかなデザインのヴィクトリア様式の家具に対し、エドワーディアン様式の家具はスッキリとシンプルなデザインが多いのが特徴です。
直線を基調としたシャープなフォルムが心地よく、奥行も31.5cmと浅めの設計となっておりますので壁を背にして設置した際も余計なスペースを取りません。
また、スッキリとしたデザインの中にも天板と脚部のさりげない装飾がデザインのポイントとなっています。
お待たせしました。コチラのキャビネットの最大のポイントはココ!
キャビネット中央のガラスには木材による格子状の装飾が施されています。この装飾こそ西洋が東洋への憧れと尊敬の念をこめたデザインなのです。
シノワズリ(東洋の国をイメージしたデザイン)と呼ばれる、格子状のウッドフレーム装飾。東洋では建築物や家具などでも使われているデザインです。
華奢で繊細な格子のデザインが、東洋の洗練された美しさを見事に体現しています。
さらに! 珍しいのはガラス戸が両側に配されており、中央のガラス戸は開閉できない造りとなっています。
一見すると使いにくそうと思われるかもしれませんが、案外とそうではありません。
両側のガラス戸は開口部も広く、内部は縦の仕切りが無く端から端にかけて一枚の棚板が通っているため、腕も入れやすく中央へ食器を並べる際も煩わしいこともありません。
中央の棚板は固定式ですが、上下の棚板はダボの調節により3段階の高さにてお好みの高さでお使い頂けます。
また、後年に貼られたであろう内部のバラ柄のシートが優雅さと上品さプラスしてくれています。
端正なフォルムが一際目を惹くガラスキャビネットは、コレクションケースや店舗什器としてもオススメです。
英国家具ならではの存在感と東洋的なオリエンタルな雰囲気を合わさった、美しく優雅な佇まいの逸品となっております。