UK Vintage

Drawleaf Table

映画や小説などに出てくる古いお屋敷や洋館の家具やインテリアたち... 「シャイニング」「キャロル」「アイズワイドシャット」「ホーンテッドマンション」「007 スペクター」等、様々な映画に出てくるようなクラシカルな家具に囲まれての生活って少し憧れたりしてしまいます。 とはいえこの現代ではホテルや古いお屋敷に宿泊するといった方法でしかその生活を再現する事はなかなかに難しい部分があります。何か一つでもその時代の家具があれば、雰囲気を感じる事は出来そうなものですが... 本日はそんな映画に出てくるような古いお屋敷や洋館の雰囲気を味わえる、クラシカルなUKビンテージ家具をご紹介させて頂きます。

英国家具の気品と機能美

>>この商品の詳細を確認する 今回ご紹介させていただくのは、脚部の上品な装飾が目を惹くUKビンテージのドローリーフテーブル。 アンティークやビンテージ家具ではお馴染みのドローリーフテーブルですが、その歴史は長く、原形は16世紀頃のエリザベス朝に誕生、英国やフランスといったヨーロッパで広く使われており、当時はよく映画やドラマなどで見るような長いテーブルが一般的でしたが、木工技術の発展に伴って考え出されたと言われています。 「ドローリーフテーブル」は、メイン天板の内側にサブ天板を備えた構造を持つテーブルで、必要に応じて天板を拡張する事ができる事が特徴的。 UKビンテージ家具によく使われているオーク無垢材をふんだんに使用、天板には木目のパターンが異なる材を組み合わせており、良質なオーク材にしか現れない特徴的な杢目である虎班も家具の表情を作るのに一役買っています。 又、耐久性・耐水性が高く硬くて丈夫な上に、オーク材の木の成分に含まれるタンニンは防虫・防カビ効果があるため、ダイニングの家具としてピッタリの木材。 温かみのあるオーク無垢材は、ビンテージ特有のダメージ感、美しい艶や落ち着いたブラウンの色合いから長い経年を感じることができ、より深みが増した重厚感のある佇まいに引き込まれます。 良く見られるドローリーフテーブルはメインの天板下に格納された補助天板を左右から引き出すことで伸長するタイプが多いのですが、天板横を見ると何やら蝶番のような金具が付けられています。 天板が中央で割れており左右に引っ張ることが出来そう....。そのままだと何かが引っ掛かり上手く引けないので、少し上に持ち上げてから引いてみると天板下の構造がしっかりと見える程引っ張ることが出来ました。 なるほど、スプリングを効果的に使ったロックが付けられており使用中に天板がズレないよう、現代でいうセーフティーロック的な役割の仕組みが施されていたようです。 そして今回入荷したのは、75～113～151cmと三段階の大きさでお使い頂けるタイプ。 ドローリーフテーブルの魅力は何と言っても普段はコンパクトなサイズ感ながら、用途に応じて伸長天板を引き出せば大型のテーブルにもなる、使い勝手の良さにあるのではないでしょうか。 収納時は1～4人用のテーブルとして最大まで広げれば6～8人までと、来客時や大人数で囲むときに重宝する一台です。 アンティーク・ビンテージスタイルにはもちろん、モダンスタイルにも合わせやすいUKビンテージのドローリーフテーブル。 必要に応じてサイズを変えることができる使い勝手の良さは、日本の居住空間にもピッタリ。 当時の空間を再現できずともその時代の家具に触れて、古いお屋敷や洋館の雰囲気を感じながら過ごしてみるのも良いかもしれません。