DANIEL
A-305 & A-508
港町・横浜の風土に育まれた家具ブランド、横浜ダニエル。
創業以来、製造から販売までを一貫して自社で手掛け、確かな技術と揺るぎない品質を守り続けています。
その家具には、流行に左右されることのないクラシックな美しさと、日本の住空間に寄り添う実用性が息づいています。
主材には、きめ細やかな木肌と艶やかな表情が魅力の樺桜材を使用。
丁寧に磨き上げられた木部からは、時を重ねるほどに深まる味わいと、上質な温もりが感じられます。
華美な装飾に頼ることなく、洗練された佇まいで空間に品格をもたらすその姿は、まさに長く愛される家具の理想形といえるでしょう。
そんな、暮らしの風景に静かに溶け込みながら、確かな存在感を放つ横浜ダニエルの家具をご紹介します。
クラシックは色褪せない

その確かな品質の背景には、横浜ダニエルが歩んできた長い歴史があります。
そのルーツは、横浜に居留していた英国人ゴールドマン氏の依頼を受け、馬具職人が椅子の張り替えを行ったことに始まるといわれています。
異国文化が行き交う開港地・横浜ならではの出会いから生まれた技術は、やがて1863年、西洋人居留者に向けた欧風家具づくりへと発展していきました。
時代が移り変わった現在も、その精神は変わることなく受け継がれています。
横浜ダニエルでは、熟練した職人たちが修理や張り替えを行いながら、一台一台の家具と真摯に向き合い続けています。



そして今回、自由が丘店に入荷したのは、横浜ダニエルを代表する「A-305 ライティングデスク」と「A-508 ダイニングチェア」。
いずれもブランドの人気シリーズである“アーリーアメリカンシリーズ”に属するモデルで、アメリカやヨーロッパの伝統的な家具様式を取り入れながら、日本の住空間にも美しく調和するデザインに仕上げられています。

緩やかな曲線を描く脚部や、丁寧に削り出された装飾、端正なシルエット。細部にまで宿る意匠からは、どこか異国の空気を感じさせる優雅な趣が漂います。
素材には、北海道・日高山脈の麓で育まれた樹齢約200年の良質な樺桜材を使用。
厳しい自然環境のなかでゆっくりと成長した木材は、緻密な木目と優れた耐久性を備えています。
深みのある赤みを帯びた樺桜材の色艶は、クラシカルなデザインをより一層引き立て、重厚感と気品を兼ね備えた佇まいへと昇華。
使い込むほどに味わいを増し、住まいとともに歳月を重ねていく歓びを感じさせてくれます。


「A-305 ライティングデスク」は、横浜ダニエルの真骨頂ともいえる一台です。
端正な佇まいのなかに、職人の確かな技術が随所に息づいています。
繊細な面取りや美しいモールディング、そして全体の均整の取れたプロポーション。
その一つひとつが調和し、クラシックでありながら洗練された存在感を生み出しています。
デザインの美しさだけでなく、日々の暮らしに寄り添う実用性もまた、このデスクの魅力。
小抽斗を6杯備えるほか、天板下にはゆとりのあるサイズの抽斗を設け、計7杯もの収納スペースを確保しています。
筆記用具や小物はもちろん、書類も用途ごとに整理しやすく、ワークスペースをすっきりと保つことができます。


さらに、天板中央には仕切り付きのオープンスペースを配置。
十分な高さが確保されているため、雑誌やファイル類など、かさばる資料も無理なく収めることができます。
そして特筆すべきは、ライフスタイルに合わせて変化する拡張式の天板。
必要に応じて約20cm引き出すことができ、読書やティータイムにはコンパクトに、書き物や作業をするときにはゆったりとしたデスクスペースへ。
限られた空間を有効に活用しながら、暮らしのシーンに合わせて柔軟に使い分けることができます。

そして、その美しいライティングデスクに合わせるなら、同じく横浜ダニエルの「キャシー|Kathy ダイニングチェア A-508」をおすすめしたいところです。
アーリーアメリカンの趣を色濃く感じさせるこちらのチェアは、優雅な曲線で構成されたウッドフレームが印象的。
その姿はまるで長く大切に受け継がれてきたアンティーク家具のよう。
張地には、クラシカルな柄が印象的なファブリックを採用。
やわらかな起毛感を備えた生地は見た目にも温かみがあり、思わず手を添えたくなるような心地よい肌触りが魅力です。
木部の重厚な表情とのコントラストも美しく、上質な空間づくりにひと役買ってくれます。
「A-305 ライティングデスク」と並べれば、その端正な意匠はより一層引き立ち、まるで古き良き書斎の風景を思わせるような空間に。
使う時間そのものを豊かに変えてくれる、横浜ダニエルならではの美しい組み合わせです。

さて、横浜ダニエルのアーリーアメリカンシリーズ、その魅力をご堪能いただけたでしょうか。
アーリーアメリカンシリーズに見られる優雅な意匠や重厚感のある樺桜材の表情は、まるで格式あるホテルや洋館の一室を思わせるような気品を纏いながらも、不思議と日本の住空間に自然に溶け込んでくれます。
洋家具としての華やかさを持ちながら、和のしつらえとも調和する柔軟さ。
書斎やダイニングはもちろん、落ち着いたリビングや和モダンな空間にも美しく寄り添い、暮らしの風景をより豊かなものへと導いてくれることでしょう。











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