UK Vintage
Glass cabinet
英国家具と聞いて私が初めに思い浮かべるのは、伝統的な彫り模様や装飾が施された「アンティーク家具」。
なんていうか、どっしりとした佇まいに、細かな意匠がふんだんに施された家具っていうイメージがあるんです。
だから偶に、「どう見ても北欧ビンテージだろこれ」ってものに巡り合って、調べる内にイギリスの物だと分かり驚く事があります。
何でも、戦後に北欧デザインが一大ブームが来た時、イギリスでも北欧スタイルの家具が作られるようになっていったんだそうです。
代表的な英国メーカーでいうと「G-PLAN ジー・プラン」や「A.H.McIntosh A.H.マッキントッシュ」、「Jentique ジェンティーク 」などなど。
言われてみれば確かに、イギリスの北欧スタイルの家具メーカーって結構多いような、、、。
伝統的な家具作りの基盤があってこそ生み出された北欧スタイルの家具達。
家具メーカーは不明なものでも、本場の北欧家具に引けを取らない高品質な物を数多く生み出しています。
お気に入りと共に
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本日ご紹介する家具もその一つ。
ザ・北欧ビンテージと言った雰囲気を放つ、シンプルなデザインのガラスキャビネットです。
現在では大変高価な木材として知られるチーク材を主材としたこちら。
経年で磨かれた、赤みを含むブラウン色と、きめ細かな木目が美しいですね。
イギリスの伝統や文化を思わす装飾は一切なく、徹底して北欧スタイルを貫いているように思えますが、
控えめながら巧みな曲線を交えた、削り出しのハンドルデザインや、テーパードした脚部のシルエットなどからは、イギリスの高い技術力と生産力が伺えます。
コンパクトなサイズ感も相まって、全体的にすっきりとしたスタイリッシュな見た目に仕上がっていますね。
日本の住環境にあったコンパクトなサイズ感。
リビング・寝室・ダイニングと、どのシーンにも取り入れやすいですね。
北欧デザインをモチーフにしているだけあって、デザインの美しさと機能性を兼ね備えたアイテムに仕上がっていますね。
調度としてのバランスも非常に良く、上部のガラス扉の収納には、本やオブジェを飾りながら収納できます。
ダボ式の可動棚が備わっている為、背の高い物でも飾れますよ!
上部収納の魅せる収納とは対照的に、下段は隠す収納となっております。
私だったらここには、「内容は好きだけど表紙のデザインはあまり好みではない」なんて本だったりを収納したいですね。
さて、今回ご紹介したガラスキャビネットはいかがだったでしょうか?
北欧スタイルと英国スタイルの組み合わせた上品な佇まいのプロダクト。
愛着を持って大事に使え、共に重ねた時間を思い出せる『一生もの』に相応しい家具だと思います。