SVA Møbler Schou Andersen Møbelfabrik
Compass Chair
1919年にデンマークのヴェーエンで創業された家具工房、"スコウアンデルセン Schou Andersen"。1世紀以上にわたりデンマーク家具史に欠かせない役割を果たし、「デンマーク・モダン」の黄金期において主要な製造メーカーの一つとして高く評価されています。
「フィンガージョイント」や「ダブルホゾ」継ぎといった高度な継ぎ手技術を駆使し、金物を極力排した強靭な構造を実現してきました。
その結果、同社の家具は数十年を経ても堅牢さを失わず、ビンテージ市場で高い人気を誇っています。
本日は、同社よりデンマークを代表とする『巨匠』が手掛けた、「コンパスチェア」をご紹介します!
描かれた斜線美


その巨匠とは『カイ・クリスチャンセン Kai Kristiansen』。
見た目の美しさと使いやすさを両立し、座る人の身体に沿うような滑らかなラインを追求してきたデザイナー。無駄を削ぎ落としつつ、細部にまでこだわる設計で、長く愛着を持って使えるプロダクトを世に送り出しています。
同氏の代表作は、「NV31チェア・No.42チェア」。皆さん1度はもしかしたら聞いたことあるのではないでしょうか。
今回のプロダクトも代表作の1脚。

「コンパスチェア」。
名前の通りコンパスのように外側へ広がる脚部のフォルム。細くテーパーした脚が斜めに伸びることで、軽やかで彫刻的なシルエットです。
無駄を削ぎ落とした構造でありながら、接合部には高い職人技が感じられ、繊細さと強度を両立している点も特徴です。



主な素材はチーク材を使用。
耐久性に優れ、年月とともに深みのある飴色へと変化していきます。
経年変化の美しさを楽しめる点が、ビンテージ家具の魅力。

勿論機能性においても優れており、適度な硬さの座面と計算された背もたれの角度に加え、身体のラインに自然に沿うフィット感があり長時間座っても疲れにくく、安定した姿勢を保ちやすい快適な座り心地を体感できます。
そのため、日常使いのダイニングチェアとしても十分な実用性と快適性を兼ね備えています。

さらに比較的軽量で扱いやすく、日本の住宅にも馴染みやすいサイズ感であることから、実用面でも高い評価を受けています。
美しい素材、軽やかで独創的なデザイン、そして日常に耐えうる機能性が高いレベルで調和した椅子。

片手にコーヒーを持ちながらゆったりと腰掛ける。
そんな何気ない時間さえも、どこか絵になるのがこの椅子の魅力。
主張しすぎないのにしっかりと存在感があり、空間に静かな上質さを与えてくれます。
まさに“大人が選ぶための椅子”といえる佇まい。

日常の中に自然と溶け込みながら、使うほどに良さを実感できる。そんな落ち着きとかっこよさを兼ね備えた1脚です。
ぜひ、自宅に迎えてみてはいかがでしょうか。































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