Herman Miller
DCM by Charles & Ray Eames
ここ最近の東京は雨の降らない日は無いんじゃないかというくらい天気が悪いです。
この間までは暑すぎて外に出れず、今度は雨が降っているからステイホームをしているといった方、多いのではないでしょうか。
そんなお家時間を充実した時間にしてくれる家具達。今回は、空間にあるだけでテンションの上がる名作のご紹介です。
お家時間を、名作家具と過ごす

ミッドセンチュリーを代表するデザイナー、チャールズ&レイ・イームズ。家具のデザインのみならず、グラフィックデザインや写真、映画でもその才能を発揮しました。
シェルチェアやプライウッドダイニングチェア、ラウンジチェアなど生み出された多くの名作は、今もなお愛され続けています。



そんなイームズ作品の多くを生産するハーマンミラー社から今回紹介するのは「プライウッドダイニングチェア | Eames Molded Plywood Dining Chair」。
こちらは中でも温かみのあるプライウッドと冷たいメタルレッグを組み合わせ、質感が対比したコントラストが印象的な「DCM」。背座にはアッシュ材が使用され、ハッキリとした木目で、力強い面構えです。


プライウッドの緩やかな曲線だけなく、ステンレスレッグも優美な曲線を纏い、飽きの来ないアートのようなプロダクト。
全体的に細身で美しいシルエットを描きながらも、幅広く模られた背座は、実際に向き合うとしっかりと身体を受け止めてくれるような頼もしさを感じさせます。


お部屋に置く家具の配置にもよると思いますが、テーブルにさした時の後ろ姿も椅子には重要なポイント。
勿論後ろの面からも迫力満点の木目が味わえますが、この隠す気の無い大きいゴムパーツもDCMならではのデザイン。木とステンレスに新しい風合いの素材が丁度いい違和感を生み、後ろから見た時のちょっとしたアクセントになっています。

そして、イームズのプライウッドチェアシリーズですごいのが、背座のプライウッドから補強金具が見えない事です。
他のプライウッド仕様チェア、例えばKEVIチェアやエゴンアイアーマンのSE48など、ほとんどが表面から小さな円形のシルバーが顔を出しています。これはこれで可愛らしいですが。
正面から見ると、他のプライウッドチェアに比べて工業的な印象が抑えられ、木そのものの美しい風合いを存分に楽しめます。

この作品は1946年に発表され、現在に至るまで様々なデザイナーに影響を与えてきました。
丁度、そのうちのひとつであるエゴンアイアーマンのSE68が今用賀店に!
先程説明にあったSE48と同じくシルエットはほぼ一緒で、どちらも生き物のようで可愛らしい佇まい…。

こちらは可愛らしい小さな背面はそのままに、ファブリック仕様かつ背面裏の少し高い位置でビス留めされているモデル。奥まで座ると腰をしっかりとホールドし、正しく負担の少ない姿勢を保てます。
2㎝以上の分厚いウレタンのクッションが使用された高い快適性も兼ね揃え、浅く座ればラウンジチェアとしての使用は勿論、食事の際などの団らんの時間にもピッタリのアイテム。また、シートハイが少し高い事から、カウンターなどにも合わせられるかも。

イームズは後世のデザインに大きな影響を与え、さまざまなデザイナーによってオマージュされたアイテムが、数多く生み出されました。
なかでも、他にはないアイコニックなデザインで、米国の『TIME』誌などから「20世紀最高のデザイン」と称賛された逸品が、プライウッドチェア「DCM」です。
少しシートハイに差がありますが、そんなDCMとSE68を並べて使える空間があったら、絶対可愛い空間になること間違いなし。































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