M.P.SASATANI
OAK BOX BENCH
人間の生活と切り離すことができない"木"。
それこそ生命の起源から何千、何万年の長い時間が経っても、いまだにいろいろな形で我々の生活を支えてくれている身近な存在。
壊れたら気兼ねなく捨てられるインスタントな家具が増えた世の中だからこそ、無垢材の持つ生命感や力強さが見直されているように感じます。
そこで本日は"木"の魅力が存分に詰まった、こんなアイテムのご紹介です。
山の中の家具工房より
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名古屋造形大学で非常勤講師を務められていたこともある、家具職人の笹谷益祥氏が、1989年に制作と子育てに没頭できる環境を求めて岐阜県の山の中に作った家具製作工房が『M.P.SASATANI』です。
M.P.SASATANIの家具は一般販売されることのない完全オーダー品。中古市場にもほとんど出回っていません。
今回、良いお話を頂きお買取りさせて頂くことになりましたが、こういう機会でもなければ知りえることもなかったのかな、と。ご縁に感謝ですね。
今回入荷したのは無垢のオーク材をふんだんに使用したボックスベンチです。
4人掛けのテーブルに合わせるのにちょうどいいサイズ。一般的なダイニングチェアよりも低めなので、リビング/ダイニングのミックススタイルに適しています。
窓辺に設置してグリーンを並べたり、なんて使い方も良さそうですね。
ボックスベンチの利点である収納スペースも大容量。ブランケットや小型家電など、いつも使うものじゃなくても、使うときにはサッと出したいものはこの中へ。
生育環境の良いオーク材に現れる虎斑(とらふ)がはっきりと。
薄い突板やプリントとは違う重厚な表情は二つと同じものはなく、豊かな自然が感じられます。天然木が身近にある環境というのは精神的にリラックスできますし、早いうちから良いものに触れさせるという、お子様の知育にも良いのではないでしょうか。
ネジやクギを使わないタイトな接合方法であるホゾ組み。割り楔(くさび)を打ち込んで抜けにくさが増しているだけでなく、色味の異なる木材が見た目のアクセントにもなっています。
サイドにもチーク無垢材のポールを備えた遊び心あるデザイン。横から見ると、また受ける印象が変わって面白いですね。
M.P.SASATANIを設立した時、なんと未開拓の山に道を作り、井戸を掘り、電気を引くことから始めたそう。そんな、"自然に惚れ込み、木と向き合う"ことに全力を注ぐ職人の作ったものですから、品質に疑いようはありません。
見れば見るほど、触れば触るほど愛着の湧く、無垢材の家具。オーダーメイドながら使いやすい仕様で、幅広いシーンに取り入れて頂けそうです。