inter-x ローズウッド サイドボード 蛇腹扉 W190cm デンマーク 北欧ビンテージ ~これ以上の装飾なんて必要なし~

UPDATE: STAFF:ふじこ
inter-x ローズウッド サイドボード 蛇腹扉 W190cm デンマーク 北欧ビンテージ ~これ以上の装飾なんて必要なし~

inter-x ローズウッド サイドボード 蛇腹扉 W190cm デンマーク 北欧ビンテージ ~これ以上の装飾なんて必要なし~

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inter-x Rosewood Sideboard

遠目で見ると変哲のない板にも見えますが、近づくとその扉がただ者ではないことが分かります。 この構造は身近に溢れていて、曲がるストローに電車の車両のつなぎ目、洗濯機の排水パイプ。さらには楽器のアコーディオンもその類です。 さて、この共通点何だか分かりますか?

このギミックにこの杢目、たまりません。

>>この商品の詳細を確認する そう、その共通点とは“ 蛇腹 ”。山折りと谷折りを連続させることで、直線でありながら曲線を描くことができるこの構造は、実は家具にも取り入れられていました。 特に北欧や日本の古い家具で見かけることの多い蛇腹扉。あの有名なデザイナー、Kai Kristiansen(カイ・クリスチャンセン)が自身のデザインにも取り入れたことのある構造でもあります。 今回紹介するサイドボードの最大の魅力もまた、なんといってもこの蛇腹扉です。 飾り気のないシンプルなデザインではありますが、何度でも開けたり閉めたりしたくなるほど滑らかなその開け心地。 さらに、観音扉は扉を開ける前面のスペースが必要、引き戸扉は左右どちらかしか開けられず全開ににできないという点に対し、蛇腹扉にはどちらのデメリットもありません。 機能面を含めても、「こだわったデザインなんて要らない。このギミックだけで十分。」と思わせてくれます。 近づいてみると、その美しさにご納得頂けるのではないでしょうか? 縦のラインが何筋にも続くのに、杢目の邪魔にはならない控えめな構造。いや、もしかすると杢目が主張しているからこそ、そう見えるのかもしれません。 というのも、こちらのサイドボードはローズウッド製。これまでにも蛇腹扉の家具の入荷は度々ありましたが、そのほとんどがチーク材のものでした。 故に、これから先もなかなか出会うことがないかもしれない蛇腹扉 × ローズウッドの組み合わせ。 扉だけでなくサイドボード全体に広がる力強い杢目が重厚感を高めます。また、艶のある質感に漂う高級感。 北欧ビンテージの家具ながら、チーク材とはまた違った美しさを発揮しています。 扉を開けてもなお楽しめる、ローズウッドの豊かな風合い。 ここからは内部をご覧くださいませ。 仕切り板によって3つに仕切られた内部の左右には、それぞれ1枚ずつ棚板が付属しております。 小さな棚受けの金具は、回して取り外すことが可能(少し固いかもしれせん)。細かく穴が空いているので、お好みの高さに変更しながら収納頂けます。 真ん中の収納部ももちろん棚板の高さ調節が可能です。ただ、棚板も棚受けもなぜか左右と少しだけ異なります。 もともとの仕様なのか、途中の持ち主様が付け替えたのか…事実はわからぬままですが、そんな不思議もビンテージ家具の楽しみ方のひとつと思って頂ければ幸いです。 ちなみに、「INTER-X」は詳細不明で、おそらくメーカー名か販売店のシール。 「made in denmark」のシールはデンマーク製である証しのシールです。 国内でも海外でもあまり流通していない、もしくはシール等が剥がれて“ 北欧ビンテージの家具 ”として出回っているのかもしれません。 この佇まいに、この存在感。 190cmと横幅はありますが、高さは74cmと女性の腰にも届かないくらい、ちょうど一般的なダイニングテーブルと同じくらいの高さです。案外目線が低いので、圧迫感は軽減されているように思います。 蛇腹扉の滑らかさとローズウッドの力強さを味わうサイドボード。2つが組み合わさることで生まれるこの美しさを、ぜひ実際にご堪能くださいませ。

inter-x ローズウッド サイドボード 蛇腹扉 W190cm デンマーク 北欧ビンテージ ~これ以上の装飾なんて必要なし~

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