iittala Annual Cube
こんばんは。用賀店のふくです。
今日はimptionでも初のお取り扱いとなる特別なアイテムをご紹介させて頂きます。
食器などでお馴染みのiittala/イッタラ。
北欧フィンランドのデザイン企業として世界中で高い人気を誇っています。
同社とアートガラス界の巨匠オイバ・トイッカ氏が手掛けたBirds by Toikka(通称イッタラバード)は何度か弊社でもご紹介させて頂いておりますのでご存じの方も多いはず。
バードは毎年リリースされるアニュアルバードに始まり、シエッポやリトルターンなど数多くのデザインが存在していますので目にする機会が多く、認知度は非常に高いと思われます。
こういった背景もありイッタラのガラスオブジェと言えばBirds by Toikkaという印象がありますが、実はバード以外にも毎年リリースされている特別なアイテムもあるんです。
それが本日ご紹介させて頂くAnnual Cube/アニュアル キューブ。
アニュアルキューブは1977年以降、毎年新しいデザインのものが発表されるコレクション性の高いアイテム。
バード同様にシリアルナンバーが入った数量限定品。
その希少性から中古市場にはあまり流通しないことから実際に目にする機会は非常に少ないと思われます。
この度、縁があり4点ほど譲って頂きましたので纏めてご紹介させて頂きます。
その名の通りCube=立方体。
大きさとしては8cm程とオブジェとしてはやや小ぶり。
透明度の高いガラスの中に入るデザインは全て手作業によるもの。
同じアイテムでありながら世界にひとつとして同じものはありません。
そしてキューブのおもしろいところは形状が一定であること。
ミリ単位のズレはあるものの大きく変わることはありませんので様々な飾り方を楽しませます。
単純に並べるだけでも。
隙間をあけたり、くっつけたり。
積み上げてみるのも。
底部には滑り止めが付いておりますので安定性もなかなか。
あとはやっぱりガラスなので陽の光をあててみましょう。
やっぱり。
思った通りの輝き。
透過した光が生み出す表情も素敵。
これはガラスや透明なアイテムが大好きな僕以外でも虜になってしまいますよね?
中に入るデザインは角度によっても見え方は変わりますし、何に見えるってゆうのも人それぞれ。
年号が入っているアイテムですので、ご自身にとって記念となる年のものから集めてみるのも良いと思います。
本当は全部欲しいのですが初めての入荷なので皆様におすそ分け。
店頭で声をかけて頂ければ実物を手に取って頂けますので、探していた方はお早めに。
iittala Annual Cube 2008
白地に茶と緑。
そして淡いピンクで描かれた花のような絵柄が可愛らしい姿を楽しませてくれます。
2008年のアニュアルバード“Cucunor”と同様、桜を連想させるどこか日本的な表情であることも魅力。
iittala Annual Cube 2019
青の螺旋とダークトーンのラスター。
海洋生物のようにも見える不思議な姿は、今にも動き出しそうな程の迫力。
上から覗いた時の表情は吸い込まれるような感覚を味あわせます。
iittala Annual Cube 2020
茶に白やグレー、黄の淡いカラー。
同年のアニュアルバード カイスラと同じく北欧の自然をイメージして作られたそう。
上から覗くと自由に入る模様がキノコの様に見えます。
iittala Annual Cube 2021
色合いはパープルとピンクの中間。
植物の種子を彷彿とさせるデザインが特徴。
細かな気泡が整列している様にも見え、光を当てた際の陰影と透過は美麗。
近年レジンを用いたオブジェが数多く存在していますが、やはり美しさはガラスに軍配が上がります。
おまけ
初のキューブ入荷にテンションの上がる部長。
インスタでもUPされますのでお楽しみに!!