HIDA
hodaka
誕生から50年を超えた穂高のソファ。
これだけの年月に渡り愛されるのには理由があります。
今日は穂高の魅力を語らせてください。
今では、レトロデザインと呼ばれるようになりました。
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戦後好景気の真っただ中、1969年にその産声を上げた穂高。
洋式化が急速に進む日本の暮らしに見事マッチし、累計60万台以上売り上げたそう。
この数字は当時の高級ラインの家具としては異常な人気ぶりと言って過言ではありません。
元々は葡萄柄だったものを花柄にしたことで爆発的な売上を記録。
当時先端を走っていた穂高のデザインも今ではレトロスタイル、アンティークデザインの仲間入りを果たしており、それは長い年月にわたり愛され続けることでしか手に入れられない変化だと思います。
こちらの生地はやや硬め。ざっくりとした肌触りで、繊細な柄との対比が心地よい高級感を演出します。
セパレート仕様なので、バラバラに使えます。
今回は2シーターと1シーターでの販売です。
正面からは生地の柄を。
側面からはフレームの流麗な曲線美をお楽しみ頂けます。
掴みやすさとデザインを両立させたアーム。
十数もの工程が施されているとのこと。
キツツキの職人の間では『 穂高の肘が磨ければ一人前 』とまで言われているのだそうです。
背もたれの両端上のロクロ加工がされたパーツは取り外し可能。
繊細なデザインなので、仮に割れてしまっても取り換えがきく工夫です。
後ろ姿にも妥協が無く、ラダーデザインの背もたれの下にはこの波打つ木加工が施されています。
中央に丸い削り出しがあるのも穂高の特徴。
無くても座り心地に影響はないのに、あえてこういった部分に時間を割ける。満足度の高い仕事ができるわけです。
座面クッションの下の座枠にはウェービングテープではなく、このゴム素材のシートが張られています。
古いシリーズの証であり、私個人としてはトキメキポイントでもあるのですが、いつかは劣化して切れてしまうもの。
こんな部分もキツツキはカバーしてくれており、交換用パーツも販売されています。
長く愛されるために。
穂高に込められたキツツキのこだわりをぜひご堪能ください。