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TABLE 90A
北欧 フィンランドの名門家具ブランド「アルテック」の創設者の一人であり、現在の北欧モダンデザインの基礎を創り上げたとされる フィンランドの巨匠デザイナー"アルヴァ・アアルト "。
名実共に優れた建築家・デザイナーとして世界的に活躍し、家具においては"stool90"シリーズを始め、後世に残る名作を生み出してきました。
本日はそんなアアルト氏の代表作の一つであり、その意匠を空間のメインアイテムとしてお楽しみ頂ける一点「TABLE 90A ダイニングテーブル」のご紹介です。
心満たされる空間へ。
ミッドセンチュリー期から現在も世界的な人気を博している北欧モダン家具。
その中でも「TABLE 90A」は北欧モダン家具において最も有名な作品の一つとして知られており、1935年の発表来現在も多くの人々に愛され続ける名作テーブルです。
無駄のないミニマルなデザイン、そして贅沢な自然素材をふんだんに取り入れた豊かなコントラスト。
これらの特徴は"北欧モダン家具ならではの魅力"として今や世界的に浸透していますが、このスタイルを開拓したと言われるパイオニア的な存在が"アルヴァ・アアルト"でした。
1930年代当時、通常モダン家具と言えば、スチール等の無機質な素材や、当時の最先端技術で作られた新素材を駆使した前衛的なものが当たり前だった時代。
しかしアアルトは敢えて「フィンランド産のバーチ材」という北欧由来の素材を選択し、更に敢えてその成型に革新的な技術革新を加える事で、心地よくも洗練された唯一無二のデザインを生み出します。
その象徴と言えるのがこの「Lレッグ」。
バーチ無垢材同士をスリット状に加工して接着し、更に蒸気によって造形するという非常に高度な技法が使われたものとなっており、1930年代当時で最先端の高等技術であった事は勿論、現在においてもその正確で高品質なクオリティが世界的に高く評価されています。
なんとその強度はスチールにも匹敵する程のもので、家具のパーツとして非常に理に叶ったもの。
また、この独自の工法がデザイン自体にも洗練された風合いを生み出し、モダン・アート的な美しさが醸し出されていますね。
「アートとテクノロジーの融合」を目指した、アアルト氏とアルテック社ならではの家具製作。
洗練された品質でありながら決して気取らないデザインである点も特筆すべきポイントでしょう。
まあるい天板が織りなす大らかなリズム感が何とも心地よく、そこには北欧の美的感覚が表れているよう。
お部屋に設置していただくだけで、心満たされるような空間が広がります。
TABLE 90Aの天板直径はΦ100cmとなっており、四人で囲んでも和やかに使えるサイズ感。
円形のテーブルは角が無い事から安全性も高く、個性的なダイニング作りにも人気のアイテムとなっております。
またこちらは天板トップがホワイトラミネートとなっており、清潔感溢れるコントラストが魅力的。
傷や汚れにも強く、普段使いにおける扱い易さも抜群です。
如何でしたでしょうか。
伝統的に受け継がれてきた類まれなる品質、モダン・アート的でありながら、空間にある様々なアイテムと調和してくれる佇まいは、まさに世紀を代表する名デザインと言えます。
ホームユースから別荘用のインテリア、オフィスや店舗用としてもお勧めの逸品です。
是非この機会にご検討くださいませ。