Auping
Euroika coffee table
ビンテージのオランダ家具が注目されるようになったのは、つい最近のような気がします。北欧の優し気なスタイルとは一線を画すエッジの効いたシャープなデザインが多く、そのデザインの多くにオランダの巨匠フリソ・クラマーが携わっている、もしくは触発されてデザインされたオランダ家具が多く、どことなくデザインのDNAが似通っているという面白い現象も感じられます。本日は、そのフリソ クラマーデザインのコーヒーテーブルとなります。生産個体数も少なく、さらに日本国内への入荷はごく少数の希少なプロダクトとなります。
トレンドの先端を行くビンテージオランダ家具
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Auping社は、オランダのベッドメーカーの老舗。そのAuping社 Euroikaシリーズのコーヒーテーブルです。チーク材を主材にしたプライウッドと繊細なデザインのレッグデザインが、相乗効果を生み洗練されたプロダクトとなった美しいコーヒーテーブル。
天板のサイドエッジは、プライウッドをカーブさせ美しい有機的なラインを持たせたデザイン。
テーブルのサイズは、 幅95cm×奥行42cmと小柄ですが、優雅で贅沢な空間に最適なサイズとなります。
経年したチーク材は、何も乗せなくとも品がありますが、この時期だとカップ&ソーサーや読みかけの冊子などただ置くだけで絵になるお洒落な木材。
ビンテージのチーク材は、現在とは違い木目や色艶が非常に美しく耐久性のある良い時期の材となります。
脚部は一転して、インダストリアル(工業的な)デザイン。無駄がなく切れが感じられ、建築物のような堅牢さも兼ね備えたアイアンレッグ。
それでいて、鳥などの有機体のような繊細な脚先。床面との設置面は最小限であるにも関わらず、安定感のある美しいデザイン。
クラマーのデザインプロダクトではリザルトチェアが一番有名ですが、脚部のデザインは正にリザルト。シャープで繊細な脚部とチークプライウッドによるギャップも憎らしい程の面白さ。
また、当時オランダのプライウッド家具は西ドイツとの関わりが強く、特殊な樹脂コーティングされている仕上げが多いのですが、こちらはオイル仕上げである事も非常に珍しいプロダクト。
何度でもチーク材の深みが蘇るインテリアファンにはたまらない希少なお品物です。