Ameublement NF Vintage Teak Sideboard

こんにちは、祖師ヶ谷大蔵店の本日のブログです。2019年も気づけば残り僅か…。今年も様々なことがありましたね。私は先日人生初の引っ越しをしました。それに伴って家具を新調することとなり、何か良い物はないかなあと今月の頭に目黒マルシェに行ってまいりました。通称家具通りと呼ばれる目黒通りに、一般の方々のフリーマーケットや、全国か都内だけなのかは不明ですが色々な家具屋さん、雑貨屋さん、古着屋さん、さらにはフード系のスタンドがずらっと軒を連ね、通り沿いの家具屋さんや雑貨屋さんも特別セールを行っており、それはそれは楽しいイベントでした。仕事柄、普段からビンテージの家具に触れる機会は多いものの、ビンテージ家具の専門ショップで見かけると改めてそれぞれの持つ個性的なカッコよさにときめいて、インプションに入ってきてくれたビンテージたちにより愛着が湧きました。そんな愛すべきビンテージ家具、またまた素敵なものが入荷致しましたのでご紹介させて頂きます。

240cmのビッグサイズ！インパクト抜群です。

>>この商品の詳細を確認する ドドンと大きなこちらのサイドボードは、一見北欧家具のような風貌をしておりますが、生まれはフランス。創業から60年以上、現在でも活躍を続けるAmeublement NF社のものとなります。明確にはわかりませんが、北欧家具の魅力に影響されて1960年~1970年頃に作られたものではないかと思われます。他国のデザインに影響を与える北欧家具、なんとも偉大な存在です。 >>この商品の詳細を確認する あまりにも大きいので、全景は外で撮影をしました。その長さなんと240cm！たっぷりとお気に入りのインテリアを飾ることが出来そうです。とはいえ、なかなか現在の日本の住宅では扱いが難しいサイズ感ではございます。が、個人的にはビンテージの家具には芸術性を感じます。この大きいサイズも、背面にササっと書かれているフランス語も、これからお見せするたくさんの拘りも、作品として捉えるとなんとも魅力的。愛すべきチャームポイントです。 >>この商品の詳細を確認する 中央抽斗部、この曲線のデザインが一番北欧家具の影響が出ているのではないでしょうか？フランスビンテージというともう少しデコラティブな印象も強いですが、シンプルな曲線美が心を掴んできます。そして抽斗内部は印象的なグリーンカラーのフエルトが貼られています。カトラリー収納のためのフエルトのようですが、経年によってフエルトの柔らかさや布感はあまり感じることはできません。が、そのやれた感じがお好きな方も多いはず。ちょっぴりカビの臭いもしますが、そちらもビンテージならではのご愛敬と思って頂ければ嬉しいです。見応えのあるチーク材のカラーとパキっとしつつもシックなグリーンのカラーバランスはなかなか見られませんよ！ >>この商品の詳細を確認する あ、隣の戸棚の把手も曲線デザインです。縦と横と、オシャレに仕上がっております。 >>この商品の詳細を確認する さて、今度はその隣の戸棚について。こちらは蛇腹扉となっていて、左右それぞれ、取っ手を引いてスライドすることで裏に扉が収納されていく、というような仕組みです。蛇腹扉のギミック感ってワクワクして面白いですよね。扉が存在しているのにまるで消えていくような、そんな不思議な感覚を持たせてくれます。では、蛇腹扉の仕組みを少しお見せします。 >>この商品の詳細を確認する 写真左側に切れ込みのようなものが見えるでしょうか？一見一枚のように見えるこちらの戸板は実は細かく切られています。普通に見たら気づきづらいですが、よーーく見ると分かれていることがよく分かります。その板を綺麗に並べ、裏に薄い布地を接着して繋げます。もしご来店された際には内部にスマホをいれて板の裏をフラッシュ撮影してみてください！ 家具の裏側、とっても面白いです。そして細かく動くようになった板はしなやかな動きをしてくれるようになり、蛇腹扉の完成というわけです。さて、どんな動きか見てみましょう。 >>この商品の詳細を確認する もっとわかりやすくなると思いきや、縦だとわかりづらいですね…スミマセン。ということで、こちらは実際に見て体験していただきたいと思います！ >>この商品の詳細を確認する 遠方の方は難しいかもしれませんが、是非本物のビンテージ、見て触って楽しんで頂ければなあと思います。たっぷり収納も付いて実用的な面もありつつ、不器用なビンテージ感もある。しかしながらそこに愛着の湧く家具かと思います。なかなかお目にかかれない貴重なお品物ですので是非この機会にいかがでしょうか？