AMERICAN OF MARTINSVILLE
coffee table
こんにちは。用賀店のふくです。
本日はUSビンテージのコーヒーテーブルをご紹介させて頂きます。
用いられた素材はウォールナット材。
落ち着きのある色合いと流れるような杢目は銘木とも言われる美しさを楽しませ、経年によりその魅力を更に増したビンテージアイテムとなります。
是非最後までご覧くださいませ。
ストーリーのあるビンテージテーブル
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こちらは1906年にアメリカ バージニア州に設立されたAMERICAN OF MARTINSVILLEのビンテージ コーヒーテーブルです。
非常に長い歴史を持つ家具メーカーとして現在も活躍しているそう。
ただ、日本ではややマイナーな印象を受けますが、ACME Furniture/アクメファニチャーが同社のビンテージアイテムを取扱っており、こちらもACMEの焼き印が入っております。
全体を見てみると天板はサーフボードの様なシルエット。
天板の中央にはブラックカラーのメラミン素材が用いられており、異素材が生み出すコントラストを楽しませてくれます。
製造年は定かではないのですが恐らく1950~1960年代に作られたアイテム。
ミッドセンチュリー期に流行していたデザインでもあり、現在でもその輝きを失わず、人々を魅了する力がこのテーブルにはあります。
一見、特殊な天板の組み合わせに目を奪われがちですが、最大の魅力は仕上げの美しさと各部の曲線。
縁は角度をつけて削り出し、天板の下には抜けのあるデザイン。
目立たない箇所となりますが職人の高い技術力や物作りへの拘りと情熱を感じさせます。
アメリカのビンテージ家具で有名なところだとLANEやDREXEL HERITAGEとなると思うのですが、そのどちらに似る事はなく、華奢でも重厚でもない絶妙なバランス。
デザイナーは不明ではありますが随所からセンスの良さを感じさせます。
また、天板の下には抽斗が1杯備わります。
収納力は決して高くはありませんが、使い心地は良さそう。
同社のロゴは鷲。
翼はレタリングの「アメリカン」に広がっていく様を描いているそう。
創業は3万ドルと小さな会社がアメリカ全土に広がっていくことを目標にしていたのでしょうね。
こうゆうストーリー性のあるところも良きポイントだと思います。
脚部は床に向かいテーパードするシルエット。
シンプルであるからこそ天板や抜きのデザインを引き立てます。
無垢材を用いておりますので安定感もあり、ビンテージ特有の少しやれた質感も魅力的に映ります。
幅152.5cmと迫力のあるサイズ感。
3人掛けのソファに合わせて頂くのがおすすめですが、壁際に設置してローボードとしてお使い頂くのも面白いと思います。
インテリアとして非常に優秀なビンテージアイテムのご紹介は以上です。
用賀店に展示しておりますので気になった方はお気軽にお問い合わせくださいませ。