TECTA
Folding chair D4E
本日は、お馴染み " アクタス / ACTUS " や " コンランショップ / THE CONRAN SHOP " でも取扱のあるドイツ " テクタ / TECTA " 社の人気フォールディングチェア 『 D4E 』 のご紹介です
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バウハウスの精神が注がれた機能的なチェア
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20世紀初頭、ドイツ・ヴァイマルで発足したモダニズム建築に多大な影響を与えたデザイン運動 「 バウハウス / BAUHAUS 」...
その合理主義的・機能主義的な芸術思想を継承した東ドイツ生まれの " アクセル・ブロッホイザー / Axel Bruchhauser " が、東西冷戦時代に危険思想と扱われた 「 バウハウス・デザイン 」 の家具製作にあたり、西独へ亡命し、激動の最中 '72年、中部ローエンホルデに設立した家具メーカー " テクタ / TECTA " 社。
創立以来、近代建築の巨匠 " ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ / Ludwig Mies van der Rohe " の 「 RM10 」 や、 " セルジウス・リューゲンベルグ / Sergius Ruegenberg " の 「 D5 」 、 " ジャン・プルーヴェ / Jean Prouve " の 「 B20 」 等、名作と謳われる巨匠らの作品をリバイバルする傍ら、機能性を追求した革新的なオリジナルプロダクトを通し、本質的な家具の在り方やバウハウスの造形哲学を今に伝える稀有なファニチャーブランドです。
現在では世界中から注目を集める程 発展を遂げ、ここ日本でも多くのインテリアファンを虜にしています。
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今回ご紹介するこちらの 『 D4E 』 も、モダニズムの父 " マルセル・ブロイヤー / Marcel Lajos Breuer " が手掛けた傑作として名高いチェアの一つ。
1927年にドイツ・シュトゥットガルトで開催されたヴァイセンホーフ住宅展覧会で、折畳も可能な 「 ワシリーチェア 」 の進化版として公式発表された 「 D4 」 ... 男性ならきっと存じの方も多い筈。
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一般的なラウンジチェアの場合、快適性を重視したスペースを要するデザインが多い中、この 「 D4 」 は、無駄を削ぎ落としたかのようなシンプルな構造で、折畳みと持ち運びも容易にした機能性を備えています。
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このスチールパイプの活用は只々斬新な発想としてだけでなく、規格化による大量生産が可能になるという工芸の近代化を実現する画期的な発明であり、バウハウスの理念とする「 芸術と技術の統一 」 と云えます。
固く冷たいイメージであったスチール素材を価値あるものへ変貌させた作品であり、当時は大変な称賛を浴び、現代においても軽快な印象を齎らすタイムレスなデザインです。
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オリジナルは、ベルリンの " スタンダード・メーベル / Standard-Mabel " 社で 「 B4 」 として製造されていたチェアですが、お馴染み " トーネット / TOHNET " に吸収合併された事によって、僅か5年で生産中止となったモデル。
1980年には " ニューヨーク近代美術 / MoMA " の 「 永久所蔵作品 / パーマネントコレクション 」 にも選定されており、人気が故、ジェネリックやリプロダクトなるコピー商品が横行しているようです。
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勿論、本品は比較的近年に " アクタス / ACTUS " で購入された「 D4 」 のニューバージョン 『 D4E 』 。
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従来のクローム仕上げが施されたスチールパイプとは違い、ベランダやキャンプ等のアウトドアでも使用可能な錆び難い特性を持ったステンレスパイプ製のフレームに、雨に強く破れ難いナイロン素材の張り地仕様です。フレームの艷やかな感じが苦手という方にもお薦めです。
元々、船上やパティオ、別荘、庭先、カフェテラス等での使用を想定して製作されたものなので、気兼ねなく、より活躍の場が広がりますね!
また、バックレスト&アーム&シートと身体にフィットするファブリックの作用により、見た目以上の座り心地を実現しています。
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バウハウスが開校して昨年で100年、今日当たり前に目にするスチール家具ですが、他の製品とは一線を画すエレガントさと機能性を兼ね備え、色褪せないメカニカルなデザインにも惚れ惚れしてしまいます。
中古市場での流通は少なく、当店でも初入荷となる現在進行系のバウハウスの家具 『 D4E 』... お探しだった方はこの機会をお見逃しなく!